[ミラノ] (ANSA通信)インテルのマッシモ・モラッティ会長はネラッズーリのこれまでのシーズンについてコメントした。“Pirelli”の新しいアパレルラインの発表イベントに出席するため、ミラノ中心街の同社フラッグシップストアを訪れた会長は、チームがこれまでの歩みを今後も続けることを願っていると述べた。「これからの2試合?それだけじゃなくて、(シーズンの)残り6ヶ月もいい方向に行くことが願いですよ(笑)!ジョークはさておいて、ウチの試合日程は決して楽ではないですね。間にはコッパイタリア戦もあることですし。今季は選手も監督も、何もかも新しい状態でスタートしたわけですが、新しい要素が多かったわりには、思っていた以上の出来でした。ウチにできる範囲のことをやっていると言えますね。それが他チームを上回ることなのかどうかは、最後に分かることでしょう」
パワーアップを目指して、クラブが1月のメルカートで動く可能性もなくはないみたいだが、補強を行うかどうかはスナイデルの放出にかかっていないとインテル会長は強調した。「それ(スナイデルの件)にかかっているものなんて何もないですよ。いずれにせよ、クラブの経済状況を慎重にチェックしながらやっていくつもりです」と述べたモラッティは、チームの別のずば抜けた選手、アントニオ・カッサーノについて次のようにコメントした。「彼はアーティストです。アーティストが機能するときは、何が起きてもおかしくないのです。ピッチでのパフォーマンス以外に、彼がチームにうまく溶け込んだことが喜ばしいですね。これは彼にとって、我々にとってポジティブなことです」。ストラマッチョーニ監督に対しても褒め言葉(「こういう結果が出ているということはチームの管理が適切でいいということです」)を放った会長は、最後にアントニオ・コンテがベンチに復帰した件についても感想を述べた。「彼が再びピッチサイドから指揮を執ることによってチームがよりよくなれるのかどうか、好奇心はありますよね。どうなのか見ていましょう」とコメントしたモラッティ会長は、「でも、ユヴェントスはすでに絶好調でしたけどね」と締めくくった。
広報部