[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテルチャンネルのゴールデンタイム番組“Prima Serata”の今週のゲスト、サミル・ハンダノヴィッチはチーム内の雰囲気について、次のように語った。「穏やかでいい雰囲気ですよ。僕は入団したてのころから特に問題はないし、チームメートたちのおかげで、これまではスムーズに馴染むことができました。徐々にチームの特性を把握していっています。キーパーはフィールドプレーヤーの特徴をつかんで、試合の流れが読めるようになることが大事なのです」
感情を表さないタイプであることを指摘されたハンダノヴィッチは、「確かに、感じることをあまり外に出さないですね」と答えた。「でも、7〜8年前すごく感動したことがありますよ。 それはイタリアに来てまもなくのことで、“メアッツァ”でインテル相手にプレーしたときです」
インテルチャンネルで試合の実況を手掛けるロベルト・スカルピーニは、ハンダノヴィッチに“バットマン”というニックネームを付けたが、本人は笑いながらこうコメントした。「ニックネームはなんでもいいですよ。とにかく、喜ばしいことです。でも、本当にバットマンのようになれるには、まだまだ修行しないといけないですね(笑)」
番組に電話出演してハンダノヴィッチにエールを送ったウディネーゼ時代のGKコーチ、レッロ・セナトーレについて、インテル守護神はこう語った。「僕と彼は同時にウディネーゼに入ったのです。彼はコーチ、僕はキーパーとして並行して成長しました。進歩したと感じられるのは素晴らしいことですね。練習に精を出すことは変わりませんが、経験を積んでいくに連れて、調子を上げるために何をすべきかが分かるようになってくるのです。で、その辺のことをコーチと相談するんですよね。僕にとって重要な存在だったコーチは、セナトーレと(同じくウディネーゼ時代の)アドリアーノ・ボナイウーティです。各コーチから吸収すべきことがあると思いますね。経験豊富な先輩ですから。同時に、向こうが選手から学ぶということもあると思いますよ」
広報部