UEL、インテル対ネフチ:2−2

2点挙げたリヴァヤは実質3点目も決めたが、ボールが明らかにゴールラインを越えても得点として見なされず

[ミラノ] “ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムでUEFAヨーロッパリーグ2012−13・グループステージ最終節のネフチ戦に臨んだインテルは、2−2で引き分けた。

前半9分に先制点を挙げたのは、ペレイラのナイスアシストに反応したリヴァヤだった。 27分には、コウチーニョのCKからサムエルがヘディングで追加点を狙うが、ゴールにならず。後半9分には、サジゴフが同点に持ち込むが、たったの2分後にリヴァヤが自身2点目を決めてまたしてもインテルがリード。ガリターノに代わって入ったばかりの長友が左から絶妙なクロスを上げ、リヴァヤのヨーロッパリーグ4点目のゴールを演出した。
28分には、リヴァヤがハットトリックを達成したかと思われたが、相手DFがゴールラインでボールをクリア。スローモーション映像でチェックすると、ボールはラインを完全に越えていたことが明らかだが、その場では得点として見なされなかった。その10分後、ミトレスキが自軍エリア内でカッサーノに悪質なファウルを犯すも、アレコヴィッチ主審は笛を吹かず。43分には、カッサーノとパスを交わした長友が強烈なミドルシュートを放つが、惜しくもクロスバーを直撃。終了間際、ベルトゥッチのシュートをベレツが弾いたところをカナーレスが押し込み、インテル対ネフチ戦は2−2の結果で終了を迎えた。

パルチザン・ベオグラード対ルビン・カザン戦が1−1の結果となったグループ『H』で、勝ち点11ポイントのインテルは2位通過で決勝トーナメント進出を達成。2013年2月14日〜21日に開催される次の試合の組み合わせ抽選会は、12月20日に行われる予定となっている。


インテル対ネフチ 2−2
得点者:
前半9分 リヴァヤ、後半7分 サジゴフ、9分 リヴァヤ、45分 カナーレス

インテル:27 ベレツ;42 ジョナタン(後半18分、48 バンディーニ)、19 カンビアッソ、25 サムエル(後半1分、99 カッサーノ)、31 ペレイラ;52 ロマノー、24 ベナッシ;28 パーザ、61 ガリターノ(後半8分、55 長友)、7 コウチーニョ;88 リヴァヤ
控え選手:12 カステッラッツィ、49 テラーニ、54 ドンコール、60 ベッローニ
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ

ネフチ:30 スタメンコヴィッチ;22 シュクロフ(後半1分、28 メフジエフ)、5 ミトレスキ、4 グリイェフ、16 ベルトゥッチ;10 ウォベイ、6 サジゴフ(後半32分、19 セイドフ)、15 ラモス、9 フラヴィーニョ;25 イマンヴェルジエフ(後半48分、17 アブドゥライェフ);11 カナーレス
控え選手:12 バライェフ、14 ナシモフ、21 ヌラフマドフ、32 ユヌスザデ
監督:ボユカグハ・ハジエフ

主審:エミル・アレコヴィッチ(ボスニア)
警告:前半15分 ロマノー、後半17分 イマンヴェルジエフ、44分 リヴァヤ、46分 セイドフ
ロスタイム:前半0分、後半3分
観客:6,150人

広報部


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