[ベオグラード] インテルは“FKパルチザン・スタジアム”で行われたUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第4節のパルチザン戦で3−1の勝利を収め、2試合残して決勝トーナメント進出を獲得した。また、今夜の勝利でネラッズーリはホーム/アウェー合わせて10連勝、そしてアウェーのみで10連勝を達成したが、敵地でこれだけ勝ち試合が続くのはインテル史上で記録的なことである。
スコアレスドローで終了した前半では、両チームともお互いに様子を伺って攻撃を試すが得点には繋がらず。 ハンダノヴィッチは1分間のうちに2回イヴァノフのヘディングシュートに反応し、インテルゴールを死守した。後半に入ってすぐにネラッズーリ守護神がまたしても危機を救う展開になるが、その直後にグアリンの鋭いクロスからパラシオが胸で押し込んで、インテルが先制(6分)。パルチザンは何としてでも同点に持ち込もうと攻撃を仕掛けるも、ハンダノヴィッチが神がかりなセーブを連発してみせる。30分には、またしてもグアリンとのコンビネーションからパラシオの追加ゴールが生まれた。これで2−0のリードとなってもインテルはペースダウンする様子はなく、42分にカッサーノのアシストからグアリンがダメ押しの3点目を決める運びとなった。終了間際にパルチザンがトミッチのゴールで1点奪い返すも、ストラマッチョーニ率いるネラッズーリは余裕で勝利をモノにし、勝ち点10でルビン・カザンと並んで一足早いUELグループステージ突破を達成した。
パルチザン対インテル 1−3
得点者:後半6分 パラシオ、30分 パラシオ、42分 グアリン、46分 トミッチ
パルチザン:30 ペトロヴィッチ;2 ミリコヴィッチ、40 オストイッチ、15 イヴァノフ、18 A.ラゼフスキ;4
メド(後半10分、44 M.シュチェポヴィッチ)、99 スミリャニッチ;50 L.マルコヴィッチ、22 S.イリッチ(前半30分、39
ヨイッチ)、7 トミッチ;12 S.シュチェポヴィッチ(後半24分、45 ミトロヴィッチ)
控え選手:33 R.イリッチ、3 ヴォルコフ、11 ニンコヴィッチ、17 スレテノヴィッチ
監督:ヴラディミル・ヴェルメゾヴィッチ
インテル:1 ハンダノヴィッチ;42 ジョナタン、6 シルベストレ、40 フアン・ジェズス、55 長友(後半1分、8
パラシオ);4 サネッティ、14 グアリン、16 ムディンガイ(前半14分、21 ガルガーノ)、19 カンビアッソ、31 ペレイラ;88
リヴァヤ(後半31分、99 カッサーノ)
控え選手:12 カステッラッツィ、22 ミリート、28 パーザ、52 ロマノー
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ
主審:ペレイラ・ゴメス(ポルトガル)
警告:後半3分 オストイッチ、10分 フアン・ジェズス、28分 シルベストレ、33分 ヨイッチ
ロスタイム:前半2分、後半2分
広報部