[アッピアーノ・ジェンティーレ] “Italia 2”チャンネルの独占インタビューを受けたエステバン・カンビアッソは、聞き手のマルコ・バルザーギの質問に答えながら土曜日のユヴェントス対インテル戦について語った。「確実にほかの試合とは違う、重要なマッチだ。今のインテルはようやくインテルらしい道を進んでいる。一方、ユヴェントスは無敗記録を保っていることがすごいね。称賛すべきだよ。ユーヴェは自前スタジアムがアドバンテージになるかって?普通のホームの利とあまり変わらないと思うね。いずれにせよ、この試合は我々もユヴェントスも、特別に感じている対決であることは確かだ」
「俺はインテルがいつか今みたいな状態になれることを期待していたよ。 昨シーズンは非常にネガティブだったし、みんなで今季は決して同じことをやってはいけないと言ったのさ。昨季の悪い点を理解して修正するようにしたことが大事だったね」
『スクデット』という言葉を口にし始めるべきかと聞かれたカンビアッソは、「間違いなく早すぎるね」と答えた。「土曜日の試合がどういう結果になろうと、まだまだたくさんの試合があるんだ。現時点での90分間がスクデット争いを決定づけることはないと思うよ。我々としてみては、今の段階で4位チームに5点差を付けたことが重要だね」
最近の好調の秘訣は何かと聞かれた“クチュ”は、次のように述べた。「練習することだね……… 。唯一の秘訣は、チームの好調のときは俺だって調子がよくなるってことさ。サッカーはチームでやるスポーツで、個人がいくら力んでもダメなんだよ。俺たちベテラン選手は『もう終わった』と批判していた連中に今、なんて言いたいかって?別に言うことはないね。ただ、俺やサネッティが『チーム内のアンタッチャブルな存在だ』という噂が根拠のないデタラメだったということが分かってよかったさ。俺は9年間ここでやってきたけど、それなりの結果を出せていると思うよ」
「このチームの秘訣はベテランと若手の絶妙なコンビネーションかって?秘訣はいい選手がいて、いい監督がいて、いいクラブ幹部がいることなんだ。年齢はあまり重要ではないね。ストラマッチョーニ?彼がうまくやれているのは驚くべきことではないと思うよ。自分の考えに自信を持って行動している監督なんだ。彼はまだ若いからどうの、という話はナンセンスだね。才能があるかないかは、年齢と関係ないことなのさ。俺は引退したら監督になるのかって?将来どうするかは分からないね。今は、今やっていることに満足しているよ」
広報部