[ミラノ] 「チームのパフォーマンスと勝利を喜んでいるよ」。フィオレンティーナ戦終了後のインタビューでまずこう嬉しさを語ったエステバン・カンビアッソは、"ホームで勝てないインテル"に対する批判がこれで終わることも喜ばしいかと聞かれ、「そうだけど、どうせ今度は何かと違う批判を浴びせられることが目に見えているさ」と答えた。
カンビアッソはフィオレンティーナ戦を次のように振り返った。 「今日の前半は本当によかったね。結果が4−1となっても、誰も驚かなかったと思うよ。しかし、これまでの試合だって、俺たちは常に最高の決意を持って臨んだということを言っておきたいね。ただ、いい試合ができる日もあれば、ダメなときだってあるものなのさ。今の俺たちは、建設中のチームなんだ。ストラマッチョーニ監督ははっきりとした考えを持ってるし、俺たちはそれに従っているよ。まず木曜日のUEL戦に集中して、それが終わってからダービーのことを考えるようにしよう。ともかく、ダービーはいつだってどっちかが有力だというのはないゲームなんだ。それまでの経過はまったく関係ない、特別な一発勝負だからね」
インテルチャンネルの取材で「若手はみんな信じられないくらいのやる気を見せている」と後輩を褒め、「フィリッペはまだその真価を見せていない。みんな彼の凄さに驚く日がやってくるだろう」とコウチーニョを称えたカンビアッソは、アントニオ・カッサーノについては次のように語った。「インテルに来たことが嬉しいのが明らかだよね。すぐに馴染めたし、居心地がいいんだろう。彼の顔にその嬉しさが出ているさ。アントニオはゴールだけではなくて、あらゆるプレーがチームのためになっているんだ」
広報部