[ピアトラ・ネアムツ(ルーマニア)] 「あのボールは指先で弾いたのです。相手が積極的に攻撃を仕掛けてくる時間帯での良いシュートだったんで、ナイスセーブができて良かったです」。エンドイのシュートの際にナイスセーブを見せ、インテルのゴールマウスを守り切ったルーカ・カステッラッツィはヴァスルイ戦終了後、インテルチャンネルのマイクを前にしてこう語った。
「この結果にみんなで満足していますよ。厳しいアウェーゲームだということは分かっていたのでね。欧州カップ戦となると、簡単な試合なんてないです。とりあえず、セカンドレグに向けて小さなレンガを一個、積み始めたってかんじですかね。僕らは団結して強固なチームであることを見せられたと思います。とにかく、チームは失点を喫さないように最大の努力をしました。70分ぐらいまでは守備が非常に良かったですね。相手にほとんど隙を与えていませんでした。それが好結果に繋がったのです」
どういう精神で"メアッツァ"でのセカンドレグに臨むべきかについて、カステッラッツィはこう述べた。「こっちが逆転しなくてはいけないくらいの気持ちで臨むべきだと思います。純情で弱小なチームなんて、もはや存在しないわけですからね。どんなチームでも『やってやろう』という気迫で挑んで来ますし、サン・シーロでやるというのもその意味で大きなモチベーションになるみたいですしね」
「それに、ウチのホームのファンのためにもセカンドレグは良い試合にしないといけません。先日ハイデュクに負けたのは痛くない敗北だったのは確かですが、インテルがしっかりしているところをホームでも見せたいですからね」