トルドが"インテル・フォーエヴァー"チームについて語る

フランチェスコ率いるインテルOBチームは明日5月25日(金)アルコ・ディ・トレント市で初試合に臨む

[ミラノ] 明日5月25日(金)、アルコ・ディ・トレント市でのエキシビションゲームでデビューするインテルOBチーム、"Inter For Ever/インテル・フォーエヴァー"のスーパーバイザー役を務めるフランチェスコ・トルドは、その起源から始まってこの企画について語った。「実は、もともとジャチント・ファッケッティが考えた企画だったのです。僕は、その企画を進めるようにしただけです。彼が望んでいたことを実現させたのは嬉しいですね」

「インテルは特別なチームです。 その一員であったことは、いつまでも自分の中に残る経験なのです。黒と青のユニフォームを身に付けることで、特別な存在になった気持ちになるのです。クラブの伝統や精神がそう感じさせるのでしょう。自分でもうまく説明出来ない感覚ですが、とにかくアットホームな気分がしますね。だから、インテルでアットホームに感じた元選手たちを集めて、深いメッセージ性を持ったチームを結成することにしたのです。中には、誰もが納得する活躍を見せて勝利を味わった選手もいれば、そうではなかった選手もいます。でも、全員が黒と青の情熱に燃えたという共通のバックグラウンドを持っているのです」

"インテル・フォーエヴァー"チームのデビュー戦の相手がバイエルンOBチームであることについて、トルドは「僕にとって、これは特別な組み合わせなのです」とコメントした。「バイエルンは、僕の現役最後の対戦相手だったのです。2010年5月22日のチャンピオンズリーグ戦でした。試合には出場しませんでしたが、黒と青のチームカラーを身に付けて臨んだという気持ちは変わりません。それはいつまでも残る感覚です。まさに『フォーエヴァー』ですね」

引退後、クラブフロントに転向してインテルキャンパスに携わるようになったトルドは、今の仕事についてこう述べた。「インテルキャンパスは素晴らしい経験です。地震に見舞われたラクイラからカンボジアやベネズエラ、ルーマニア、レバノン、パレスティナまで、世界の色々なところに行きました。遠く離れた地で、インテルのチームカラーが強い存在感を発揮していると感じることは素晴らしいですね。ピッチの枠を超えた、サッカーの力を知ることが出来ました。第2の人生を歩んでいるようなものですよ」

明日のバイエルンOB戦でトルドは久しぶりにゴールマウスを守ることになるが………「プレーするのはいつだって嬉しいですよ。それに、インテルを代表することが出来るのは光栄です。いつまでもそうでしょう」。トルド以外に"インテル・フォーエヴァー"チームのメンバーとして、マルコ・マテラッツィ、ルイス・フィーゴ、ルイージ・ディ・ビアージョ、エヴァリスト・ベッカロッシ、アレッサンドロ・アルトベッリ、アントニオ・マニコーネ、カルロ・ムラーロ、アルベルト・フォンターナ、マッシモ・パガニン、ピエロ・ファンナ、ダニエレ・アダーニ、アレッサンドロ・スカンツィアーニ、フェリーチェ・チェントファンティ、レオナルド・オッキピンティ、エンリーコ・メッサッジ、マルコ・モンティ、ベニート・カルボーネ、ファビオ・トリカリコ、ジャンカルロ・パジナート、アンドレア・マッツァ、ジャンピエロ・マリーニ、ナッザレーノ・カヌーティ、アンジョリーノ・ガスパリーニ、などなどの元選手が参加する。

明日のアルコ・ディ・トレント市での試合に始まって、トルド率いる"インテル・フォーエヴァー"チームは今後、イタリアと世界でエキシビションゲームを行っていく予定である。

広報部


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