ストラマッチョーニ:「恐れることなく、我々は目標に挑む」

ウディネーゼ対インテル前日会見での指揮官の発言

[アッピアーノ・ジェンティーレ] アンドレア・ストラマッチョーニ監督はウディネーゼ対インテル前日会見の始めに、当初この試合が行われる予定だった前の日に死亡したピエルマリオ・モロジーニに改めて追悼の意を示した。「サッカー界だけでなく、みんなにとって悲しい出来事です。ピエルマリオの第二の故郷だった町、ウディネでプレーすることは大きな意義を持つことです。我々はこの悲劇を忘れてはいけません。"フリウリ"スタジアムは明日、適切な形で彼にエールを送ることでしょう」

試合について、ストラマッチョーニは次のように語った。「フィレンツェで機能しなかったことから学ぶようにしました。フィオレンティーナ戦のピッチで実行出来なかったことを反省して、貴重な教訓にしたのです。私が就任して以来アウェーゲームで勝てていないわけだし、明日はますます良い結果を出したいですね。とにかく、ピッチが答えを出してくれることでしょう。ウディネーゼは前回のフィオレンティーナみたいに組織力に富んだチームですが、一段と手強い個々の選手が揃っているチームです」

ジェノア戦、カリアリ戦、シエナ戦、フィオレンティーナ戦に続いて明日のウディネーゼ戦も『インテルにとって最後のチャンスだ』と言われることについて、ストラマッチョーニは「私はそうは思いません」と反論した。「メディア的には、インテルの今シーズンはネガティブな部分ばかりが強調されるみたいですが、私は今の我々の流れは決して悪いとは思っていません。4試合で勝ち点8ポイントを獲得して、ウディネーゼ、ラツィオ、ナポリとの点差を縮めたのです。インテル対ジェノア戦から『最後のチャンスだ』と言われてきていますが、私が就任してからの歩みを見れば、インテルは良い結果を出しているのです。5試合を残した現時点でラツィオとの勝ち点差は6ポイントで、まだ直接対決もあります。チャンピオンズリーグ出場権を狙う4チームはここからシーズン終了まで直接対決でぶつかり合うわけだし、諦めるわけにはいきません。私も、選手たちも信じていますよ。数字的には可能性はまだあるのです。もちろん、明日の試合に勝つことが大事です。そうでない場合、我々にとって難しくなりますからね」

「フィオレンティーナとの引き分けの後、インテルはチャンピオンズリーグ出場権を諦めるべきだという意見が多かったでした。でも、フィレンツェから戻る途中、選手たちが飛行機の機長に他の試合の結果を聞いてみたら、ラツィオがレッチェと引き分けたことを知らされたのです………」

「インテルが貴重な勝ち点を落としたというのはありますが、私が就任する以前のことです。今の我々はこの"以前"に苦しまされているわけですが、私は自分が就任してからの4試合を基に話をしたいですね。ここ最近の4試合では、インテルはミランより多くの勝ち点を手にしているのですよ」

広報部



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