[ミラノ] インテル公式ショップ"SOLO INTER"の外には、500人以上の長い行列が出来た。みんな、雨が降るにも関わらず長友佑都に一目会うことを望んで集まったインテリスタだ。自分に対するこれだけの愛情に心を打たれたというユウトは、喜んでファンからのサインや記念撮影の要求に応じた。
長友は店内に集まったイタリアと日本の報道関係者の質問にも応じ、3位の目標についてはこう語った。「僕らの手が届く範囲の目標だと思っています。まずは、次の相手であるフィオレンティーナに集中しましょう。僕らは準備が出来ています」
「僕はインテルのプロジェクトの一員であると感じています。チームもクラブも、とてもよくしてくれています。インテルでの居心地はいいし、僕は幸せですね。出ていくことを考えたことがあるかって?一度もないです。繰り返しますが、ここにいるのが嬉しいし、どんなチャンスでも生かしていくつもりです」
監督交代について質問された長友は、次のように答えた。「ラニエリ監督の時に比べて、戦術が変わりました。ストラマッチョーニ監督はセットプレーの練習に重点をおいています。そこにこだわりがありますね。監督が代わって3人構成の中盤で試されたことはあるかって?いや、それは一度もありません。いずれにせよ、僕はチームに貢献する準備は出来ていますし、必ずチャンスがやってくると信じています」
最後に、イタリア移籍の可能性が囁かれている日本人選手2名(ミランが興味を示しているとされる川島永嗣、そして香川真司)についてコメントを求められたユウトは、「2人ともビッグクラブでプレーするに相応しい選手です。彼らは僕に、イタリアにとても魅力を感じると前から言っています」と述べた。
広報部