ラニエリ:「敗退は不公平な結果」

「チームは出来る限りのことをやった。我々は最後までカンピオナートで戦い続ける」

[ミラノ] 「ファーストレグの時はロスタイムで決められて、今日も同じことが起きました。向こうは2試合の180分間で3回しかゴール枠にシュートしていないというのに………。とは言え、ゴールを決める者が勝つわけですから」。マルセイユ戦終了後、クラウディオ・ラニエリ監督はこう語った。

「我々は前半、もう少し間延びしないようにするべきでした。最初の20分は締まってましたが、その後は緩んでしまったのです。後半、スナイデルに中盤でプレーするようにしてアタッカーにボールを出すように指示したのですが、少ししてケガしてしまったのです。チームはとにかく出来る限りのことをやったので、残念です。これからも全力を出し続けて、カンピオナートでどこまで行けるか見ていきましょう」

「マルセイユが左サイドから攻め上がることは予想していましたが、我がディフェンダーの餌食になっていましたからね。問題は、我々が攻め上がれなかったことです。なぜカンビアッソを先発させなかったのかって?ポーリの調子が良くて、より積極的に攻め込めると判断したからです」

「あと少しのツキに助けられない限り、チームはこれ以上のことは出来なかったと思います。とは言え、こういう場合はいつも監督のせいにされるんですよね。まあ、我々監督は責任を取るのも仕事の一部ですから。いずれにせよ、我々が敗退となったのは不公平な結果だと思いますよ。2試合を通しての180分間、我々の方がたくさんのチャンスを作ったわけです。でも、これがサッカーですからね。良いも悪いも、これがサッカーなのです。とにかく、ポジティブなシーズンではありません。こうなったらインテルは変革するべきかって?いや、何もかも根っから変えるというより、修復が必要なのです。これは、クラブはすでに把握していることです。ともあれ、我々は戦い続けますよ。でも、風向きが変わることが必要ですね。チームはこれ以上のことは出来ないので」

広報部


 English version  Versione Italiana 

読み込み中