[ミラノ] 今日から104年前の1908年3月9日、インテルは誕生した。創設者たちは『我々は世界中の兄弟を結ぶクラブになる』と主張し、国境と国籍を超える美しいサッカーを追求する意志を述べた。彼らはその後の発展も予想していたのか、その宣言にはイタリアから離れた世界中の人々にサッカーの喜びを届けると共に、オープンで誠実な精神も伝えたいという気持ちが感じられる。現に、創設以来の104年間でインテルのファンは世界的に増え続け、現在では数千万人の"兄弟"が世界中の各地からネラッズーリを応援しているのである。
広い意味で、情熱の104年間だった。情熱というものは、大きな喜びをもたらすと同時に、大きな苦しみの原因ともなる。だから、このチームカラーを愛する者は、平凡で退屈な人生を送ることがないのだ。海のブルーと夜の黒に、ゴールドのアクセント。これは、人生そのものの色なのである。その長い歴史の間、インテルは数多くの人物、数多くのカンピオーネを輩出し、18回のスクデット、7回のイタリア杯、5回のイタリアスーパー杯、3回のUEFA杯、3回のチャンピオンズリーグ、2回のインターコンチネンタル杯、1回のクラブワールド杯を制覇してきた。今は亡き過去のインテリスタも、天から喜んで見守っているに違いない。今もなお、今でこそ、フォルツァ・インテル!
広報部