[ミラノ] 「厳しい状態だったにも関わらず、チームは特に後半、最後まで諦めないで気合いを込めてプレーしたと思うよ」。カターニア戦終了後、ハビエル・サネッティはインテルチャンネルのインタビューでこう語った。
「相手に2ゴールを許して状態は悪くなっていたけど、ハーフタイムにジュリオ・セザルがロッカールームでみんなに話したんだ。士気を高めるような、素晴らしい話だったね。最高だったよ。この状況は、僕たち自身にしか変えられないんだ。今夜は勝てなかったけど、このドローは精神面で力になるよ」
エステバン・カンビアッソが途中交代でピッチを出る時、"メアッツァ"のスタンドから"スタンディングオベーション"が巻き起こったことについてコメントを聞かれたサネッティは、次のように述べた。「ベテランが試合に出るのは、監督がチームに役立つと信じているからなんだし、それなりの理由があるからなんだよ。今のインテルの状態が、ベテランの責任だとは思わないね。僕にしても、これまで特別扱いを受けたことなんてない。ベテランを批判するのはいい加減にして欲しいね」
試合終了時点でファンに感謝の気持ちを示すジェスチャーをしたことについて、キャプテンは「この1ヶ月間、みんなにとって手痛い敗北がたくさんあったけど、ファンは支え続けてくれたから、ありがとうと言いたかったのさ」と説明した。「努力を積み重ねているのに、長いネガティブな流れを変えることが出来なかったので、かなりの怒りが溜まってたんだ。ミリートの同点ゴールで、解放された感じだね。前を向いて行こう」
広報部