ラニエリ:「コンテのレフェリーへの抗議には賛成できない」

「審判、そして審判を指名する者が、声を荒げるクラブに影響されないことが大事」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] 「我々はこれまでのネガティブな経験を貴重な教訓として生かすようにするべきです。インテルは好不調の波の大きいシーズンを送ってきましたが、我々自身のため、そして我々のファンと会長のため、コンスタントに結果を出していくことが必要です」。クラウディオ・ラニエリ監督はインテル対ボローニャ戦前日会見でこう語った。

「誰もが常に実力を試されているのです。私にしてもそうです。ここに残りたければ、私は全力を尽くすようにしなくてはいけません。選手にしたって、同じなのです。良い方向に進むために我々が積んでいる努力が、すべて結果に結びつくようにしないといけないのです。とは言え、過渡期というのもありますからね」

記者会見中、明日のボローニャ戦とは直接関係のない質問もあった。まず、バルセローナのグアルディオラ監督が青と黒のマフラーを首に巻いていることについてコメントを聞かれたラニエリは「見ていませんね」と答えた。「誰かから渡されたのですか?自分から進んで巻いたのですか?いずれにせよ、私はまったく気にしないですよよ。もう60歳ですからね、私はそんなことをいちいち気にしているわけにはいかないので………(笑)」

続いて、ラニエリはユヴェントスのアントニオ・コンテ監督がパルマ戦終了後にレフェリーに不満を表したことについて感想を聞かれ、次のように述べた。「そういうことについて私にコメントを聞かないでくださいよ。ユーヴェが文句を言うんだったら、インテルはどうなんでしょうかね?私はノヴァーラ戦でも何も言いませんでしたが、今シーズン、レフェリーはインテルに対してミスジャッジをかなり犯していますからね。いずれにせよ、私は判定を受け入れる主義です。何よりも大事なのは、審判自身、そして審判を指名する者が、声を荒げるクラブに影響されないことです」

広報部


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