ラニエリ:「我々自身を見つめ直さないといけない」

「今日、ウチはプレーしていないのと同じ。集中力が足りなかった。ゼロからやり直さないと」

[ローマ] 「ローマが偉大なゲームをやったことを認めます。一方、我々はふがいないゲームをしてしまいました。ウチはプレーしていないのと同じです。我を見失ってしまった様子ですが、ゼロからやり直さないといけません」。クラウディオ・ラニエリ監督はローマ戦終了後、こう語った。

「実質的に、我々はキックオフから止まったままでした。少しも試合モードに入っていません。チームがピッチに上がっていないのと変わりませんでした。これからカンピオナート2試合があって、その次はチャンピオンズリーグがあるので、どうにか再出発するようにしないといけませんね。今日は、ハーフタイムで戦術を調整したつもりだったのですが、後半が始まってすぐに3ー0となってしまい、その時点で試合が終わったのです」

「問題は集中力、注意力が足りないことです。火曜日に練習を再開しますが、その際に選手たちと話し合いたいと思います。つまずいて立ち直ったことは過去にもあるので、今回もそう出来るようにしたいですね。いずれにせよ、このチームは勝利への意欲を持っていると私は確信し続けています。最高に気合いを込めてダービーに臨んだ後、どうやら集中力が緩んでしまったみたいなのです」

「ローマの1点目のゴールの場面を見てもそうです。フアンが危険だということが分かっていても、彼をどフリーにしてしまって、思い通りのプレーを許したのです。あの手の選手を、フリーでジャンプさせてはいけません。もっと注意力が必要です」

「グアリンが加わったら状況は変わるのかって?グアリンはまだケガから復帰していませんが、問題は彼が加わるかどうかではありません。何よりも、我々自身を見つめ直さないといけないのです。そして、スナイデルやフォルラン、スタンコヴィッチといった選手が復帰してくれないと」

「各ポジションで再び機能するようになって、チームとして機能するようにしないといけません。ここ10日間で完全に調子が狂ってしまったみたいですが、我々は再スタートして見せます。これまですでに経験したことですし、我々は立ち直れますよ。火曜日から始まって、以前のインテルのアイデンティティを取り戻すようにしたいです」

最後に、チアーゴ・モッタの放出について改めてコメントを求められたラニエリは、「退団したいと思う選手は、出ていった方がいいのです」と言い切った。

広報部



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