ICC2019:インテル 1-1 ユヴェントス(PK戦 3-4)

デ・リフトのオウンゴールとクリスティアーノ・ロナウドの同点ゴールにより、南京開催のICC第2戦は1-1で90分の試合時間終了を迎えた

 南京発  - インターナショナル・チャンピオンズカップ2019第2戦はPK戦の末、ユヴェントスに軍配が上がった。南京オリンピック・スポーツセンター・スタジアムで、インテルがデ・リフトのオウンゴールにより先制点を挙げるも、後半クリスティアーノ・ロナウドのFKからの同点ゴールで試合は1-1のままPK戦へと突入。ブッフォンのセーブと第6キッカーを務めたデミラルのゴールによりPK戦を制したビアンコネッリが5-4の勝利を収め、PK戦の末破れたマイアミでの2013年ICCにおける敗戦のリベンジを果たした。

 前半、高い運動量と統率を見せるインテルは、連係プレーでボールを素早く前へと動かし攻撃を展開する。後半に入るとトレーニングで蓄積された疲れが見え隠れするも、チームの進歩は誰の目にも明らかだった。

 立ち上り早々、クリスティアーノ・ロナウドが今試合最初のシュートを放つが、同選手の左足から繰り出されたボールはゴールを割るには至らない。素早い動き出し、高いインテシティと連係からゴールに迫るインテルは6分、ブロゾヴィッチがサイドから直接狙うも枠を捉えきれず。続く9分、10分とインテルはセンシのチャンスメイクで立て続けに相手ゴールを脅かす。同選手がFKから直接狙ったシュートはシュチェスニーがクロスバー上へと逃れる。センシは続くCKからゴール前のガリアルディーニに鋭いクロスを供給。手前でカットを試みたデ・リフトがこのボールを自陣ゴールに押し込み、ネラッズーリが先制に成功する。これで勢いに乗ったセンシは更にその1分後、今度は自らゴールを狙うがボールはポストを掠め枠外。27分にはブロゾヴィッチのクロスに、ファーポストのダンブローシオが頭で合わせるがクロスバー上へと外れる。高い気温と湿気により、試合は徐々にテンポを失う。30分の給水タイムを終えると、ペリシッチが単身相手エリア内へと侵入し左足でフィニッシュ。だがこれはネットを外側から揺らすにとどまった。前半終盤に入ってユヴェントスはようやくネラッズーリ陣内でボールを繋ぎ2度の決定機をつかむが、ベルナデルスキの左足は主将ハンダノヴィッチの堅守に阻まれる。
 後半序盤から1点を返す勢いで臨んだユヴェントスを前にインテルは防戦へと追い込まれる。ペリシッチがスペースに走り込みシュートを試みるが、ブッフォンの牙城を崩すには至らない。攻勢を増すビアンコネッリはロナウドの右足が一閃、だがパデッリが好セーブでこの危機を逸する。ハーフタイム中、ハンダノヴィッチに代わり途中出場を果たした同GKは、その後もカンドレーヴァがブロックし軌道の変わったラビオのシュートを阻む好守をみせる。68分、ユヴェントスが同点へと持ち込む。クリスティアーノ・ロナウドのFKが壁を作ったシュクリニアルの頭に当たり、パッデリの逆を突く弧を描きネットへと吸い込まれた。試合終盤、ネラッズーリはコンビネーションプレーから決勝点のチャンスを掴むも、エスポージトが敵陣深くから放ったシュートは相手DFがブロック。自陣ゴール前では一度はロナウドにかわされたパデッリが、無人のゴールを前にした同選手の足元からボールをかすめ取る好プレーを見せ、追加点を許さなかった。その後高温多湿の気候とプレシーズンのトレーニングによる疲労を色濃く見せた両チーム共に、94のタイムアップまでゴールチャンスを作り出すことは出来なかった。2013年同様、ICCにおける同対戦の勝敗の行方は、PK戦へと持ち越された。ブッフォンが好セーブを連発、ユヴェントスはラビオ、ベルナデルスキが枠外に外すもデミラルがしっかりと決めビアンコネッリが勝利を収めた。
 アジアにおける次なる試合は、27日(土)にマカオで開催されるインターナショナル・チャンピオンズカップのパリサンジェルマン戦だ。

インテル 1-1 ユヴェントスFC(PK 3-4)
インテル:1 ハンダノヴィッチ(27 パデッリ 46分);33 ダンブロージオ、6 デ・フライ(13 ラノッキア 76分)、37 シュクリニアル(95 バストーニ 76分);87 カンドレーヴァ(73 アゴウメ 76分)、5 ガリアルディーニ(24 バレッラ  76分)、77 ブロゾヴィッチ(20 ボルハ・バレロ  76分)、12 センシ(15 ジョアン・マリオ 76分)、29 ダルベルト;44 ペリシッチ(97 プスカス 76分)、70 エスポージト(21 ロンゴ 76分)
ベンチ:46 ベルニ、72 コリディオ、96 エンツベ、98 ピロラ、99 ヴェルガーニ
監督:アントニオ・コンテ


ユヴェントスFC:1 シュチェスニー(77 ブッフォン 46分); 20 カンセロ、4 デ・リフト(28 デミラル 46分)、19 ボヌッチ(24 ルガーニ 68分)、2 デ・シーリョ;25 ラビオ、5 ピアニッチ(23 エムレ・ジャン 65分)、14 マテュイディ(41 ムアトーレ 81分);33 ベルナデルスキ、21 イングアイン(17 マンジュキッチ 46分)、7 ロナウド
ベンチ:31 ピンソーリョ、34 ロリア、35 ディ・パルド、36 チッコロ、37 ベルアット、39 カスタノス、40 トゥーレ、43 フレデリクセン、44 マヴィディディ、45 マテウス・ペレイラ
監督:マウリツィオ・サッリ
得点者:デ・リフト(11分 OG)、ロナウド(68分)
PK戦:ラノッキア(失敗)、カンセロ(成功)、パスカス(成功)、ロナウド(成功)、ロンゴ(失敗)、ジャン(成功)、ジョアン・マリオ(成功)、ラビオ(失敗)、バレッラ(成功)、ベルナデルスキ(失敗)、ボルハ・バレロ(失敗)、デミラル(成功)
イエローカード:ダンブロージオ(42分)、ボヌッチ(53分


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