シンガポール発 – インターナショナル・チャンピオンズカップ2019初戦、チケット完売のシンガポール・ナショナル・スタジアムでアントニオ・コンテのインテルはスールシャール率いるマンチェスター・ユナイテッドに敗北を喫した。
試合開始後すぐにマンチェスター・ユナイテッドが高い位置から強烈なプレッシャーをかけてネラッズーリの自由を奪う。なかなかリズムを作り出せないインテルは相手陣内へボールを運べない。15分にルーク・ショーがやや遠い位置から豪快に左足を振り抜くがボールはゴール右に外れた。その後もアントニー・マルシャル(24分)、マーカス・ラッシュフォード(28分)がボックス外かゴールを狙うもサミル・ハンダノヴィッチがキャッチ。
攻勢を強める赤い悪魔は左サイドを突破したショーがゴール前にクロス。そこに走り込んだラッシュフォードだがボールを当てることができなかった(30分)。さらにダニエル・ジェームズ(37分)がボックスな内でチャンスを迎えたがゴール枠内にボールを飛ばせず。一方でインテルは左ショートコーナーからマルセロ・ブロゾヴィッチがセンタリングを送り、ファーサイドでダニーロ・ダンブロージオが頭で叩いたが得点とはならず(38分)。41分、マルシャルがインテルボックス内でリンガートとのワンツーで抜け出す。しかし飛び出してきたハンダノヴィッチが体で防いだ。インテルにとって厳しい前半となったが、前半は0-0で終わった。
コンテはハーフタイムでロンゴを下げてイヴァン・ペリシッチをピッチに送った。49分、ドリブル突破したマルシャルからリンガートがコースを狙ったシュート。しかしダンブロージオがゴールライン手前でクリア。2分後にはラッシュフォードのCKからネマニャ・マティッチのヘディングは右ポスト直撃、ポグバのミドルシュートはハンダノヴィッチがセーブ。インテルも左コーナーキックからダンブロージオがヘディングシュート(52分)、アントニオ・カンドレーヴァの低いクロスからペリシッチ(53分)がマンチェスター・ユナイテッドゴールに迫る。62分に大幅なメンバー変更を行った同プレミアリーグチームはキャプテンマークを巻いたアシュリー・ヤング(70分)とチョン(72分)が背インテルの牙城を崩そうと試みた。そして76分、果敢に攻撃を仕掛けたマンチェスター・ユナイテッドはメイソン・グリーンウッドのゴールで均衡を破ることに成功した。続けて79分、チョンのクロスを再びグリーンウッドが左足ダイレクトボレーで合わせたシュートはゴールバーに嫌われる。アントニオ・コンテ監督も73分と83分にメンバーを大幅に変更したが、最後までゴールまでの糸口は見出せずにインターナショナル・チャンピオンズカップ2019初戦は黒星となった。
インテル 0-1 マンチェスター・ユナイテッド(前半0-0)
得点者:グリーンウッド(76分)
インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ、6 デ・フライ(73分13 ラノッキア)、37 シュクリニアル;87 カンドレーヴァ(73分73 アゴウメ)、5 ガリアルディーニ(73分24 バレッラ)、77 ブロゾヴィッチ(83分20 ボルハ・バレロ)、12 センシ(73分15 ジョアン・マリオ)、29 ダルベルト(73分98 ピロラ);70 エスポージト(73分72 コリディオ)、21 ロンゴ(46分 44 ペリシッチ)
ベンチ:27 パデッリ、46 ベルニ、95 バストーニ、96 エンツベ、99 ヴェルガーニ
監督:アントニオ・コンテ
マンチェスター・ユナイテッド:1 デ・ヘア(62分22 ロメロ)、29 ワン=ビサカ(62分20 ジオゴ・ダロト)、 2 リンデルフ(56分4 ジョーンズ)、38 トゥアンゼベ、23 ショー;14 リンガード、31 マティッチ、6 ポグバ;21 ジェームス、10 ラシュフォード、11 マルシャル
ベンチ:40 ペレイラ、3ベイリー、8 マタ、12 スモーリング、15 アンドレアス・ペレイラ、16 ロホ、17 フレッド、18 ヤング、26 グリーンウッド、28 ゴメス、36 ダルミアン、37 ガーナー、39 マクトミネイ、44 チョン
監督:オーレ・グンナー・スールシャール
イエローカード:ブロゾヴィッチ(26分)、カンドレーヴァ(71分)、シュクリニアル(86分)、アンドレアス・ペレイラ(88)
アディショナルタイム:3+4分
主審:Letchman Gopala Krishnan
副審:Abdul Hannan Bin Abdul - Manoj Kalwani
第4審:Abirami Apbai Naidu
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