[アッピアーノ・ジェンティーレ] 「一生忘れられない喜びだったね。あの5月の夜、本当に夢が叶ったよ」。マドリードでのチャンピオンズリーグ優勝を振り返って、ディエゴ・ミリートは"Mediaset Premium"局のマイクを前にしてこう語った。
同局が今夜、あのバイエルン対インテル戦を再放送することを機に行われたインタビューで、ミリートは次のように述べた。「自分だけではなくて、チームにとって夢のような結果だったんだ。我々みたいに3冠をやり遂げたチームはイタリアにはいないし、ヨーロッパでもほんのわずかだからね。僕的には、あれは最高の年だったよ。言葉で表現するのが難しいぐらいだけど、とにかく何もかもうまく行く時期だったのさ。いつもツキがあったしね。でも、自分が決めたゴールよりも、ファンに完璧なシーズンをプレゼント出来たことが嬉しかったよ」
インタビュアーのマルコ・バルザーギから、あのマドリードの夜の直後から不調が始まったことを指摘されたミリートは、こう語った。「3冠のシーズンが終わってすぐに、ワールドカップがあったよね。休む暇もなく、欧州スーパーカップとイタリアスーパーカップに向けて練習に入ったし、色々なことが重なって負担になったんだ。その後、ケガが相次いだわけけど、あれだけ故障が多いと完璧に回復するのが難しくなるからね」
バイエルン戦直後、インテル残留が定かではないような発言をしたことについて聞かれ、ディエゴはこうコメントした。「確かにタイミングがまずかったかも知れないけど、あの時感じていたことを素直に表しただけさ。でも、今となってはあの時の発言について語りたくない。インテルにいるのが嬉しいし、これが唯一大事なことだよ」
広報部