マッチレビュー:インテル 1-1 ユヴェントス

 ナインゴランのスーパーゴールと素晴らしい前半の戦いぶりだけではイタリアダービーで勝利を得られなかった。

 ミラノ発 - 前半終了時、1チームだけが唯一試合に戦っていた。それはインテルだった。ネラッズーリはアグレッシブで覚悟を持ってプレー、ユヴェントスに脅威のプレッシャーを与えた。ナインゴランが圧巻のゴールでサン・シーロを歓喜で包み、ポゼッション率は約80%、数多くのチャンスを作った。しかし後半はユヴェントスがゲームに戻って、クリスティアーノ・ロナウドの得点でスコアは1-1となる。数字が少し異なる要素を物語ったとしても、時折サッカーで引き分けはフェアな結果だ。

 昨夜の対ユヴェントス戦のスタッツ:54.7%のポゼッション率、デュエル勝率56.3%、パス本数539(成功率86.6%)、総運動量111,371km。週初めの練習が試合開始から実を結んだ確かなサインとなった。ナインゴランのヒートマップは彼のプレースタイルを直接証明している:縦パスは66.7%、両ゴールラインまで走り、10回のディフェンスチャンレンジを記録した。

 サン・シーロを喜びで溢れさせたのはナインゴラン(セリエA通算40得点のうち14得点がボックス外)とペリシッチだった。イヴァンは残念ながらシュチェスニーの前で得点に関与できなかったが、合計6度のチャンスを作り、ボックス内から4本のシュートを放った。怪我から復帰した同郷のブロゾヴィッチも素晴らしい結果を記録:ピッチ上で82本のパスを供給し、クロス成功率は100%。

 ポリターノダンブロージオもインパクトを残した。両者は今季終盤で安定性を示している。加えて今季イタリア人DF選手の中でアシストランキング首位、27日(土)ユヴェントス戦ではタックル成功率100%、試合終盤のペレイラのタックルは非常に重要だった。

 最後に現在5試合連続無敗(今年1月以来初)、来季チャンピオンズリーグ出場権獲得に向けた準備は出来ている。それをチームは昨日のゲームパフォーマンスで示していた。来季CL出場はチームの成績次第である。フォルツァ、インテル!


 English version  Versi Bahasa Indonesia  中文版  Versione Italiana 

読み込み中