インテルチャンネル:クラウディオ・ラニエリ監督が出演

指揮官がプライムタイム番組"Prima Serata"の今週のゲストに

[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテルチャンネルのプライムタイム番組"Prima Serata"の今年最終回のゲストは、クラウディオ・ラニエリ監督。エドアルド・カルダーラが司会役を務める中、監督は相変わらず率直な姿勢でファンから寄せられた質問に答えた。まず、試合でもいつも見せている落ち着いた振る舞いについて聞かれたラニエリは、次のように語った。「私が落ち着いているのは、チームが平静さを伝えてくれるからなのです。選手たちが練習で私に与える安心感を、私は彼らに返すだけです。 試合の結果は良かったり悪かったりしますが、結果は二次的なことだと思いますね。私にとって大事なのは、チームが全力で走って懸命に戦う姿を見せてくれることなのです」

「選手たちは、監督を常に観察しているのです。彼らと上手くコミュニケーションが取れるようにならないと… 監督はおしまいですね(笑)。これは選手たちにも説明したことですが、監督は選手全員を理解しないといけない。でも、選手は監督一人が相手ですから、簡単なんですよ。私は、選手一人一人と適切な関係を持つため、個別の鍵を見つけないといけないのです。選手にもよりますが、コミュニケーションが簡単な選手と、そうではない選手がいますよね。例えば、ベンチスタートが多い選手は、少し時間がかかります。彼らは自分は好調だと思っているし、試合に出てチームに貢献したい気持ちが強いですからね」

「監督が持つ役割は、その時点で最も適切だと思うメンバーを選んで先発させ、途中から投入する選手を決めることです。今のサッカーでは、交代枠の3人は決して"サブ"ではないですしね。途中から試合の流れを変えることが出来る、貴重な存在なのです」

広報部


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