ミラノ発 - ナポリ戦に続き、ルチアーノ・スパレッティ率いるインテルは29日(土)に開催される2018年最後の試合、エンポリとの一戦へ向けて準備を開始した。両チームのこれまでの対戦直近10戦連続ででインテルは無敗、9試合で勝利を収め、7試合をクリーンシートで終えている。トスカーナに拠点を置く同チームがこれまでインテル相手に挙げたのは3勝のみに止まり、そのどれもが1-0の僅差による勝利だった。直近のエンポリの勝利は2006年4月まで遡る。同対戦で最も多い最終スコアは2-0でインテルの勝利で終わった4試合であり、これは同対戦直近2試合の最終スコアでもある。
エンポリはセリエA直近15試合連続で失点(現在のセリエAにおける新記録)、現在手にしている16ポイントの内13ポイントをホーム戦で奪取した。これは全勝点の81%であり、元リーグ戦で最も高い確率となっている。
エンポリのホーム戦直近5試合ではホーム、アウェイチーム双方がゴールを挙げ、3勝2敗で合計20ゴールが生まれている。対するインテルは4連勝を挙げた後のアウェイ戦直近4試合で勝利がなく(2敗2分)、また直近24試合でスコアレスドローを経験しておらず、これはジェノア(25試合連続)に次ぐ記録となっている。
エンポリはナポリ(11本)、ローマ(12本)に次ぐ今季セリエAで最も多い、クロスバー、ゴールポストを直撃するシュートを10本放ち、またサッスオーロ(4本)同様リーグ最多のPKを与えられたチームだ。だが同チームのPK決定率は50%、これより低い決定率を記録したのはサンプドリア(33%、PK3本で1本成功)のみである。インテルは今季のリーグ戦で、ビハインドに陥り勝点を奪えなかった唯一のチームだ。前半でエンポリ(16失点)より多くの失点を犯しているのはジェノアのみであり、反してインテルは前半最も高い防御率を誇るチームである(2失点)。
今季にクロスから最も多くの得点を挙げたチームはインテル(9ゴール)、反してエンポリ(2ゴール)はフロジノーネ(1ゴール)に次ぐ最も少ないクロスからのゴールを記録している。インテルは毎試合平均 22,6本と最も多くのクロスを上げ、22%の成功率を誇る。
マウロ・イカルディはセリエAのエンポリ戦5試合で6得点を挙げた(66分ごとに1ゴール)。同選手がこれ以上の得点率を誇るクラブはペスカラ(3試合で6ゴール、43分ごとに1得点)である。イヴァン・ペリシッチは今年セリエA で7得点、5アシストを記録した。2017年にはリーグで27ゴールに絡む活躍(14得点13アシスト)を見せた。2016年5月のエンポリでのアウェイ戦でも、ペリシッチは得点とアシストを記録している。ケイタはセリエAのエンポリ戦直近2試合で1ゴールを挙げた。同選手が最後にトスカーナのチームと対戦した際、途中交代で出場しラツィオの2-1の勝利に貢献している。
今季8試合に出場したGKのなかでサミル・ハンダノヴィッチは最高の防御率(79%)を誇る。アントニオ・カンドレーヴァは2017年2月に目アッツァで行われたエンポリ戦で得点を挙げた。ボルハ・バレロは今季1試合で最も多いボールタッチを記録する選手だ:フロジノーネ戦で158回のボールタッチを記録している。マルセロ・ブロゾヴィッチは累積警告により出場停止となっている。マッテオ・ポリターノは今季のセリエA18試合全てに出場した唯一のフィールドプレーヤーだ。
ルチアーノ・スパレッティはセリエAの監督としてのキャリアをエンポリで始めた。同監督はリーグ戦34試合で指揮を執り、10勝17敗7分を記録。スパレッティは監督としてセリエAにおけるエンポリ戦で1試合で平均2ポイントを奪取(9勝3敗3分を記録)。エンポリを離れこれまで15回リーグ戦で対戦しているが、対エンポリ戦よりも高い勝率を誇るのはレッジーナ戦のみである(1試合平均2,06ポイント)。
ジュゼッペ・イアチーニは監督としてローマ(11試合)に次ぐ10試合でインテルと対戦し、これまで3勝2敗5分の成績を記録している。イアチーニとスパレッティはドローで試合を終えたことがなく、直接対決ではこれまで両者が2勝ずつを上げる結果に終わっている。
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