カンプ・ノウでバルセロナに0-2の敗北

 チャンピオンズリーグ・グループB第3節バルセロナ戦、インテルはラフィーニャとジョルディ・アルバに得点を許して0-2の敗戦を喫した。

 バルセロナ発  - 24日(水)のチャンピオンズリーグ・グループB第3節バルセロナ戦で0-2の敗北を喫したインテルの公式戦7連勝の記録はカンプ・ノウで幕を閉じた。この試合の得点は前半にラフィーニャ、後半にジョルディ・アルバがゴールを決めた。しかし、どう試合前にキックオフしたPSV対トッテナム戦は2-2の引き分けで終わり、まだインテルは勝点で良い状況にいる。現在、バルセロナが勝点9でグループB首位、インテルが勝点6で2位、そしてPSVとトッテナムが続く。

 ややスロースタートとなったこの試合序盤は3分、テア・シュテーゲンのフィードキックをカットしたイヴァン・ペリシッチのシュート、10分の元インテル選手コウチーニョのミドル以外にチャンスは生まれなかった。そして15分過ぎに両チームがチャンスを作り出す。16分、ペリシッチの左サイドからのクロスをマウロ・イカルディがゴール前で合わせゴールの上。その120秒後にはホームチームが左CKからクレマン・ラングレが頭で強烈なシュートを放つもサミル・ハンダノヴィッチが体で防いだ。圧倒的なボール支配率で試合をコントロールしたバルサは左サイドから連係で崩して最後は昨季インテルでプレーしたラフィーニャが左足を振り抜く。しかしうまくミートせずにハンダノヴィッチが余裕を持って抑えた(27分)。

 そして32分、試合の均衡が崩れる。右サイドからルイス・スアレスの完璧なクロスをラフィーニャがゴール前で左足ボレー。ハンダノヴィッチも止めることが出来なかった。1点を追うネラッズーリはマティアス・ベシーノが強烈なミドルシュートでバルサゴールを脅かすも枠外。前半終了直前、バルサがボックス中央手前でFKを得るもコウチーニョの直接FKはミランダに当たってゴールとはならず。前半はそのまま終了を迎えてインテルは1点ビハインドの状況で後半を戦うことになった。

 ルチアーノ・スパレッティは後半開始からアントニオ・カンドレーヴァをベンチに下げて、マッテオ・ポリターノをピッチへ送った。そのポリターノが50分と52分にバルセロナゴールを襲うが同点とはならず。徐々にボールを保持し始めたバルセロナがスアレス(59分)、ラングレ(61分)のシュートを放つもハンダノヴィッチが体で止める。攻撃の手を緩めないホームチームはカウンター攻撃からスアレス、コウチーニョと続けて追加点を狙うもネットは揺れず(71分)。

 インテルも途中出場のケイタ・バルデ(78分)、ラウタロ・マルティネス(79分)がサイドからのクロスからシュートを放ったがスコアは動かせなかった。試合時間残り7分となりバルセロナがジョルディ・アルバのゴールでリードを2点に広げた。さらに試合終了前の89分にスアレスが絶好機を迎えた。だが同選手が放ったシュートはハンダノヴィッチが素晴らしい反応で防ぐ。後半アディショナルタイム3分が過ぎ去り、終始ゲームを支配したバルセロナが2-0でネラッズーリを下した。

 インテルは29日(月)現地時間20時30分から敵地でラツィオとのトップゲームを戦う。フォルツァ、インテル!

バルセロナ 2-0 インテル(前半1-0)
得点者:
ラフィーニャ(32分)、ジョルディ・アラバ(83分)

バルセロナ:1 テア・シュテーゲン;20 セルジ・ロベルト、3 ピケ、15 ラングレ、18 ジョルディ・アルバ:4 ラキティッチ、5 ブスケツ、8 アルトゥール・メロ(22 ビダル 77分);12 ラフィーニャ(2 セメド 72分)、9 スアレス、7 コウチーニョ(19 ムニル 88分)
ベンチ:13 シレッセン、11 デンベレ、14 マウコム、36 チュミ
監督:エルネスト・バルベルデ

インテル:1 ハンダノヴィッチ; 33 ダンブロージオ、37 シュクリニアル、23 ミランダ、18 アサモア;8 ベシーノ、77 ブロゾヴィッチ;87 カンドレーヴァ(16 ポリターノ 46分)、20 ボルハ・バレロ(10 ラウタロ 63分)、44 ペリシッチ(11 ケイタ・バルデ 77分); 9 イカルディ
ベンチ:27 パデッリ、2 ヴルサリコ、6 デ・フライ、13 ラノッキア
監督:ルチアーノ・スパレッティ

イエローカード:スアレス、ブロゾヴィッチ、シュクリニアル、ラウタロ
アディショナルタイム:1+3分

主審:ハツェガン
副審:ソヴレ、ゲオルゲ
追加審判:ペトレスク、コルテスク
4:ギングレアツ


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