レッチェ発 – ネラッズーリにとってプレシーズンで最後から2試合目のテストマッチであり、インターナショナル・チャンピオンズ・カップ2試合目は1-0の勝利に終わった。レッチェのスタディオ・ヴィア・デル・マーレで得点したのは“エル・トロ”ことラウタロ・マルティネスだった。
テンポよく始まった試合で、対戦相手のオリンピック・リヨンは早い段階から危険なチャンスを作り出す。17分、リヨンのラファエウがペナルティーエリア外から右足シュートを放つが、ハンダノヴィッチが好セーブでコーナーに逃れる。25分、再びハンダノヴィッチがテリアのヘディングシュートをセーブする。29分、ポリターノのグラウンダーのシュートは、ボックス内でソレが身体を張ってブロックされる。35分にはラウタロがシュクリニアルのロングパスを素晴らしいコントロールでトラップし、フィニッシュに持ち込もうとするが、飛び出したリヨンのGKゴルジュランを前に、十分に狙いを定めることができなかった。41分、インテルのゴール前で立て続けにリヨンに好機が訪れるが、ディアスのシュートはハンダノヴィッチが防ぎ、続くマオリダのヘディングシュートは枠外に飛んだ。前半終了間際にはカラモウがPAの角から相手ゴールを狙ったが、ゴルジュランにセーブされる。こうして両チームはスコアレスドローでハーフタイムに入った。
後半開始直後、ラウタロがビックチャンスを作り出す。同選手はポリターノのクロスに頭で合わせたが、ボールはクロスバーを越える。しかしラウタロは次のチャンスを見事得点につなげた。52分、左サイドのダルベルトがクロスを上げると、ゴール正面のポリターノはシュートと見せかけてボールに触れず、逆サイドのラウタロのためにスペースを作る。そしてそのラウタロがファーポストにボールを突き刺し、インテルに先制点をもたらした。その10分後、ダルベルトに追加点のビックチャンスが訪れるが、同選手のシュートは惜しくもサイドネットの外側に当たった。多くの選手交代にもかかわらず、インテルは依然としてゲームをコントロールし続ける。対するリヨンも76分に後半最大のチャンスを手にするが、グイリのシュートはぎりぎりクロスバーを越えた。試合は最後の15分まで白熱した展開で、ラウタロに代わり途中出場したサルセドが追加点を狙って鋭角から右足シュートを放つも、惜しくも外れ、ゴールネットを揺らすことはできなかった。
レッチェでの対戦はそのまま試合終了を迎え、ルチアーノ・スパレッティ率いるインテルが1-0で勝利を収めた。インテルはセリエA TIM開幕前に、もう1試合のテストマッチを行う。ネラッズーリは8月11日、マドリードでアトレティコと対戦する。
#ForzaInter!
インテル 1-0 リヨン
得点者:52分 マルティネス
インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ(80分 67 ザッパ)、6 デ・フライ(58分 13 ラノッキア)、37 シュクリニアル、29 ダルベルト;5 ガリアルディーニ(58分 8 ベシーノ)、18 アサモア(70分 40 エンメルス);16 ポリターノ(80分 65 ロリッチ)、10 マルティネス(70分 74 サルセド)、7 カラモウ(58分 15 ジョアン・マリオ);9 イカルディ
控え:27 パデッリ、46 ベルニ、59 デキッチ、51 チェレギン、66 ベローニ
監督:ルチアーノ・スパレッティ
リヨン:30 ゴルジュラン;4 ラファエウ(84分 23 テテ)、26 ソレ、25 マルティンス・ペレイラ、14 デュボワ(84分 22 メンディ);24 ディオプ(84分 29 トゥサール);17 マオリダ(73分 10 トラオレ)、12 フェッリ(84分 35 カケレ)、28 エンドンベレ(73分 8 アワール)、7 テリア(73分 11 デパイ);9 ディアス(61分 19 グイリ)
控え:16 ラチョッピ、6 マルセロ、15 モレル
監督:ブルーノ・ジェネシオ
主審:マルコ・ディ・ベッロ
副審:デ・メオ、プレンナ
第4審判:マレスカ
English version Versión Española Versi Bahasa Indonesia 中文版 Versione Italiana