シオン発 – ルチアーノ・スパレッティ率いるインテルは7月18日(水)、プレシーズン2試合目のシオン戦に臨んだが0-2で敗北した。ネラッズーリは4-2-3-1のフォーメーション、1トップにはラウタロ・マルティネス、中盤底にガリアルディーニとボルハ・バレロ、右にポリターノ、左にカラモウ、トップ下ナインゴランが起用された。
2018-19シーズンのアウェイユニフォームを身に纏ったインテルは試合開始から10分まで、カラモウとポリターノにパスを集めてカウンターの糸口を探っていた。13分、ガリアルディーニのパスを受けたナインゴランがボックス内で狙うもゴール上に外れる。
そのすぐ後にナインゴランはエンメルスと交代を強いられる。そして27分、Neitzkeが左CKのボールを頭で合わせてシオンが先制する。リードを奪った同スイスチームは勢いに乗って攻撃の手を緩めない。Carlitosがボックス内から放ったシュートは右ポストを直撃し、ボールはAdryanの足元へ。同選手はトラップから右足を振り抜くもパデッリがファインセーブで阻止した(35分)。
前半終盤にはガリアルディーニとカラモウがシュートを放つもネットを揺らすことは出来ず、シオンが1-0でハーフタイムを迎えた。
スパレッティは後半開始からメンバー変更に踏み切る:ダルベルト、デ・フライ、ポリターノをベンチに下げてダンブロージオ、ラノッキア、カンドレーヴァをピッチに入る。54分、右CKから流れたボールをダンブロージオが頭で狙ったが、ゴールバーの上を通過。
後半途中から多くの選手交代を行ったが、リズムが上がることなかった。62分にはサルセドとイカルディが途中出場を果たす。だが一方でBaltazarがチームメイトとのワンツーから左足を一閃。パデッリの手を弾き飛ばしたシュートはゴール左隅に吸い込まれた。試合終盤の82分、カンドレーヴァのアーリークロスをゴール前に走り込んで来たカラモウが頭に当てるが上手くミートせず。試合終了までスコアは動くことなく、シオンが勝利を収めた。
インテルの次のテストマッチは21日(土)ゼニト戦である。
FCシオン 2-0 インテル(前半1-0)
得点者:Neitzke(27分)、Baltazar(70分)
FCシオン:30 Massonial;3 Maceiras, 16 Raphael Rossi, 19 Neitzke, 22 Abdellaoui; 10 Carlitos, 11 Adryan, 14 Grcic, 23 Mveng, 29 Kasami; 21 Moussa
ベンチ:1 Berchtold, 2 Lenjani, 5 Bambert, 8 Baltazar, 9 Daoudou, 17 Philippe, 20 Pinga, 24 Toma, 26 Epitaux, 27 Ndoye, 28 Uldrikis.
監督:Maurizio Jacobacci
インテル:27 パデッリ; 29 ダルベルト(33 ダンブローシオ 46分)、 6 デフライ(13 ラノッキア 46分)、37 シュクリニアル(67 ザッパ 76分)、18 アサモア;5 ガリアルディーニ(65 ロリッチ 69分)、20 ボルハ・バレロ(74 サルセド 62分) 、16 ポリターノ(87 カンドレーヴァ 46分)、14 ナインゴラン(40 エンメルス 24分)、 7 カラモウ; 10 ラウタノ(9 イカルディ 62分)
ベンチ:1 ハンダノヴィッチ、46 ベルニ、32 コリディオ、64 ノラン、68 デミロヴィッチ
監督:ルチアーノ・スパレッティ
イエローカード:Baltazar、Massonial
アディショナルタイム:2+1分
主審:ドゥディッチ
副審:ハイニガー、クルナツカ
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