ミラノ発 - 2月6日(火)、サン・シーロで白熱した試合が行われた。インテルが劇的にスパルタ・モスクワを倒し、UEFAユースリーグ・プレーオフに勝利した。90分でのスコアは3-3、試合終了までの7分間で3ゴールが生まれた試合展開となったが、結果的にネラッズーリがPK戦で勝利を手にした。
まず12分、ピナモンティとの連係からエマーズが先制ゴールを奪う。だが29分、Bakaevが同点弾をインテルゴールに突き刺した。前半終盤の37分、Proshliakovが勝ち越しゴールを奪い前半が終了した。
後半は拮抗した展開で進み、なかなか両チームともゴールが奪えず70分が過ぎた。その後、ヴェッキ監督はオドガールドをピッチに送り込み、同選手が結果を出す。83分、ピナモンティのパスからオドガールドが試合を振り出しに戻すゴールを奪う。この時点で両チームとも何が起きても不思議ではないと分かっていた:87分、Petruninのオウンゴールでリードを掴んだインテルだったが、その60秒後にBakaevが得たPKをRudenkoが沈めた。スコア3-3で試合を終えて、決着はPK戦で決めることになった。
インテルGKデキッチがMironovとMazurovのPKを止めた。一方でネラッズーリはコリディオ、ピナモンティ、エマーズが決め、ロヴァーとロパティンはポストに嫌われた。最後のキッカーとなったPetruninのシュートは枠外。この結果、6-4でインテルはUEFAユースリーグ・ベスト16進出を果たした。
インテル 3-3 スパルタ・モスクワ(PK3-1)
得点者:エマーズ(12分)、Bakaev(29分)、Proshliakov(37分)、オドガールド(83分)、Petrunin(87分、OG)、Rudenko(88分、PK)
インテル:1 デキッチ;14 ザッパ、6 ベッテッラ、19 ロンバルドーニ、3 サラ ;18 ブリノリ(7 ロヴァー 37分)、5 シロ(16 ラダ 60分)、10 ツァニオロ(20 オドガールド 75分); エマーズ;9 ピナモンティ、11 コリディオ
ベンチ:12 ティントリ、2 ヴァリエッティ、4 ノラン、17 ガヴィオリ
監督:ステファノ・ヴェッキ
スパルタ・モスクワ:98 Maksimenko; 92 Rasskazov, 26 Mironov, 68 Petrunin, 39 Ivanov; 76 Kalachevskii, 75 Ignatov (92分 81 Lopatin), 43 Volodkin; 87 Bakaev (89分 82 Mazurov), 61 Proshliakov, 79 Rudenko
ベンチ: 85 Eleferenko, 59 Yola Zepatta, 74 Markitesov, 80 Orekhov, 96 Aktisov
監督:Aleksei Lunin
イエローカード:シロ、ロンバルドーニ、Bakaev
アディショナルタイム:1+3分
主審:Nicolas Rainville
副審:Pages、 Jeanne
第4審:Illuzzi
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