インテル対ラツィオ戦のデータ

 Opta社の協力の下2017-2018シーズンセリエA第19節の対戦に関する統計データ、及び情報を紹介する。

 ミラノ発 - 大晦日を目前に控えネラッズーリは2017年最後となる試合に臨む。Opta社の協力の下、明日12月30日(土)現地時間18時にスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで開催される対戦に関するスタッツと情報を紹介する。

 

 過去のミラノでの対戦成績

 

 セリエAにおいてラツィオはインテルのホームで9勝しか挙げてておらず(24分41敗)、そのうちの2勝はメアッツァで行われた直近5試合でのものだ。

 

 ネラッズーリはラツィオと対戦した直近のホーム戦13試合全てにおいてゴールを決めている(29得点)。

 

 インテル対ラツィオ戦は4シーズン連続で12月開催となり、直近3試合の戦績は両チーム共に1勝、また1試合で勝ち点を分け合う結果に終わっている。

 

 コンディション

 

 インテルは今シーズン開幕戦から16戦を無敗(12勝4分)で終え、直近2試合で白星を落とした。ネラッズーリが最後にリーグ戦で3連敗を喫したのは5月である。

 

 コッパ・イタリアとリーグ戦を合わせた直近5試合でインテルが決めた得点は1ゴールだけである。

 

 ラツィオはセリエAで連続得点記録(16試合)を更新中、合計43得点を決め1試合平均の得点は2,7ゴールとなっている。

 

 リーグ戦17試合を終え43得点はラツィオにとってのクラブ新記録である。

 

 インテルがユヴェントスに次ぐリーグ2位のホーム勝率(22ポイント)を誇る一方で、ラツィオはナポリに次ぐリーグ2位のアウェイ勝率(22ポイント)を誇る。

 

 インザーギ監督のチームは17節を終えて勝点36ポイントを獲得。ラツィオがセリエAシーズン同節でこれほど多くの勝点を獲得したのは今季が初めてである。

 

 目下の連敗にも関わらず、インテルは18試合で勝点40ポイントを獲得した。これは18試合で42ポイントを獲得した2009-2010シーズン以来の好スタートである。

 

 一般的な統計データ

 

 インテルはヘディングで最も多くの得点を決めており(キエーヴォ同様7得点)、対してラツィオがヘディングから決めた得点はリーグで最も少ない(ローマ同様1得点)。

 

 インテルはPA内から最も多くのゴールを決めたチームであり、34得点中32得点、パーセンテージでは94%となっている。

 

 インテル(12得点)とラツィオ(11得点)は共に試合時間残り15分に最も多くのゴールを決めたチームである。

 

 ACミラン、サッスオーロと共にラツィオは開始15分で最も多くの失点を許したチームである。反してインテルが開始30分で許した失点はこれまで2点のみである。

 

 インザーギのチームはボールに動きがない状況から15得点を決めており、ここにはPKからの6得点も含まれる。

 

 反してインテルがボールに動きがない状況から許した失点は2ゴールのみであり、そのどちらもがPKによるものだ。

 

 インテルは今季のセリエAで最多のクロス数(385本)及びCK数(143本)を誇るチームである。

 

 ラツィオはリーグで最も高いゴール決定率を誇り、放ったシュートの22,5%がゴールネットを揺らした(リバウンドを含まない)。

 

 ラツィオはディフェンダーによる得点が最も多いチームである(9得点)。

 

 インテルはこれまでに19選手を起用、これはリーグにおいて最も少ない選手数となっている。

 

 ラツィオは今季最も多くのPK(7)を与えられ、最も多くのPK(6)を与えたチームである。PKを外したのは1回のみであり(ボローニャ戦でのインモービレ)、またユヴェントス戦ではストラコシャがPKをセーブした。

 

 選手の統計データ

 

 今対戦はマウロ・イカルディ(17得点)とチーロ・インモービレ(16得点)、リーグのトップスコアラー同士の対決となる。

 

 イカルディは今季のセリエAでホームで最も多くの得点を決めた選手である(12得点)。反してインモービレはアウェイで最も多くのゴールを決めている(9得点)。

 

 インモービレ(30得点)とイカルディ(メルテンス同様27得点)は2017年度のセリエAで最も得点を決めた選手である。

 

 イカルディはインテル加入以来、ホームにおけるリーグの対ラツィオ戦4試合で4得点を決めている。

 

 インモービレがリーグ戦の対インテル戦で決めたのは6試合中2得点のみであり、直近の得点はトリノに所属していた2013年まで遡る。

 

 アントニオ・カンドレーヴァはこれまで今季最多アシスト数を記録(8アシスト)、次いでインモービレ(7アシスト)となっている。イヴァン・ペリシッチとルイス・アルベルトが6アシストでこれに続いている。

 

 2012年から2016年までラツィオに所属し151試合に出場、41得点を決めたカンドレーヴァは今季最も多くの、得点には至らなかったシュート(35本)を放った選手である。

 

 カンドレーヴァ(59)とルイス・アルベルト(49)は今季最も多くのチャンスメイクを行った選手である。

 

 イヴァン・ペリシッチは62本のシュートを放ち43回のチャンスメイクを行った。これよりも得点に貢献した選手はセリエAでインシーニェトジェコだけである。

 

 マティアス・ベシーノは2016年5月の対ラツィオ戦で、自身にとって初となるセリエAでの1試合2ゴールをフィオレンティーナで達成した。

 

 今季のセリエAでベシーノ(3本)よりシュートをゴールポストに当てたのはジェコとインモービレ(4本)だけである

 

 フェリペ・アンデルソンが初めて1試合2得点を決めたのも、2014年12月のメアッツァで行われた同対戦でのことだった。

 

 ナポリの数選手に次いでボルハ・バレロは今季リーグで最も高いパス成功率(1170本)を誇る。これより良い成績を収めたのはジョルジーニョ、クリバリ、ハムシークのみである。

 

 ハミル・ハンダノヴィッチは2005-2006シーズン、ラツィオに所属し、セリエAで1試合に出場した。

 

 今季のリーグ戦直近10試合でハンダノヴィッチ(77パーセント)より良いセーブ率を誇るのはアリソンだけである。

 

 ハンダノビッチは30日(土)インテルでのセリエA200試合出場を達成する(通算385試合、現時点でネラッズーリでは199試合に出場)。

 

 イヴァン・ペリシッチは全トーナメントを通しインテルで99試合に出場した。

 

 トンマーゾ・ベルニは2006年から2011年までラツィオに所属し6試合に出場した。

 

監督

 

 ルチアーノ・スパレッティとシモーネ・インザーギが対戦した直近2試合は両試合ともにローマダービーで、結果は1勝1敗に終わっている。

 

 スパレッティはこれまでラツィオと23回対戦し、通算戦績は10勝10敗3分となっている。

 

 シモーネ・インザーギはインテル戦で連敗を記録している。2016年5月に収めた勝利後、昨シーズンは2連敗を被ることとなった。

 

 審判

 

 ジャンルカ・ロッチは今季で8シーズン目を迎え、主審を務めるのは222試合目となる。今季同主審はラツィオ戦の2試合で笛を吹き、対戦相手はACミラノとローマだった。

 

 ロッチは既にリーグ戦でのインテルとラツィオの対戦、2006年12月にネラッズーリがオリンピコで2-0の勝利を収めた試合で主審を務めている。

 

 インテルはロッチが主審を務めた27試合中12試合で勝利を収めた(9敗6分)。

 

 ラツィオはロッチが主審を務めた31試合中13試合で勝利を収めた(6敗12分)。

 

 インテルは今季退場者を出していない唯一のチームである。

 

出場停止

インテル:-

ラツィオ:-

 

累積警告

インテル:ブロゾヴィッチ

ラツィオ:ルーカス・レイヴァ

 


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