インテル 1-3 ウディネーゼ:イカルディがゴールを奪うも敗戦

 今季セリエA第17節インテル対ウディネーゼ戦はラザーニャ、デ・パウル、バラクのゴールでアウェイチームが勝利を収めた。一方インテルはイカルディの1ゴールだけで試合を終えた。

 ミラノ発 - 今季セリエA第17節インテル対ウディネーゼ戦はマッシモ・オッドのチームに軍配が上がった。ラザーニャの先制弾の後、すぐにイカルディのゴールで追いついたインテルだったが後半にデ・パウル(PK)とバラクにゴールを許して1-3で敗北した。

 試合開始からホームのインテルがボールをキープし、試合の主導権を握る。そして早速、マティアス・ベシーノ(4分)、アントニオ・カンドレーヴァ(6分)が左からのクロスに頭で合わせたが先制弾は生まれなかった。その2分後にはマウロ・イカルディのセンタリングをイヴァン・ペリシッチが相手DFの背後から脚を伸ばしてボレーシュートを放つがゴール右に外れる。しかし先制弾を手にしたのは劣勢のアウェイチームだった。14分、サントンからボールを奪ったウィドマーがゴール前にシュート気味のクロス。ゴール前にいたラザーニャはボールをゴールへ流し込んだ。しかし120秒後、すぐにインテルが同点に追いつく。カンドレーヴァが右サイドからゴール前にセンタリングを送る。相手DFを背負いながらもイカルディはダイレクトで右足を振り抜き、ネットを揺らした。その後もインテルがゲームをコントロールして試合を進めるも追加点が生まれない。前半終了5分前、カウンター攻撃から最後はペリシッチが強烈なシュートでゴールを狙ったが、GKビサッリの体に当たり勝ち越しゴールとはならなかった。

 両チームともハーフタイムでの交代はなく、前半と同じメンバーでセカンドハーフに臨んだ。まず後半開始早々、ウディネーゼが絶好機を得る。ラザーニャがインテルゴール前でパスを受けて、右足でシュート。しかし、サミル・ハンダノヴィッチが素晴らしい反応でボールに触り、CKへと逃れた(46分)。インテルも54分、右CKからイカルディがヘディングシュートで勝ち越し点を狙ったが、ゴールバーの上。57分、サントンがハンドしたプレーをVARで判断するために試合は一時中断となり、最終的なジャッジはPK。そしてデ・パウルがゴール右上にシュートを決めてウディネーゼが再びリードを掴んだ。インテルはもう一度同点弾を狙いに攻撃を仕掛ける。左サイドからカンドレーヴァがクロス。ファーサイドでミラン・シュクリニアルがヘディングシュートを放つが、ゴールバーに嫌われた(68分)。その5分後には右CKから途中出場のロベルト・ガリアルディーニが頭でゴールを狙ったが、GKビサッリがファンセーブで得点とはならず。だが攻勢を強めていたインテルにまさかの展開が待っていた。77分、左サイドを突破したウディネーゼがバラクのゴールで追加点を奪い、リードを2点に広げた。その後もインテルは相手陣内でボールを回すが、決定的チャンスを作れず試合終了を迎え、今季初の敗北を喫した。

インテル 1-3 ウディネーゼ(前半1-1)
得点者:ラザーニャ(15分)、イカルディ(16分)、デ・パウル(61分、PK)、バラク(77分)

インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ、37 シュクリニアル、25 ミランダ、21 サントン(17 カラモウ 70分);11 ベシーノ(23 エデル 78分)、20 ボルハ・バレロ;87 カンドレーヴァ、77 ブロゾヴィッチ(5 ガリアルディーニ 54分)、44 ペリシッチ;9 イカルディ
ベンチ:27 パデッリ、46 ベルニ、7 カンセロ、13 ラノッキア、29 ダルベルト、55 長友、99 ピナモンティ
監督:ルチアーノ・スパレッティ

ウディネーゼ:1 ビサッリ;19 ラーセン、5 ダニーロ、17 ナウティンク;27 ウィドマー、72 バラク、6 フォファナ(85 ベーラミ 73分)、14 ヤンクト、53 アドナン;10 デ・パウル(23 ハルフレドソン 88分)、15 ラザーニャ(18 ペリカ 78分)
ベンチ:22 スクフェット、7 マトス、9 バイッチ、13 インゲルッソン、20 ロペス、55 ボフニェヴィッチ、96 エワンドロ、97 ペッツェラ、99 バリッチ
監督:マッシモ・オッド

イエローカード:アドナン、ナウティンク、フォファナ、ベシーノ、ウィドマー
アディショナルタイム:0+5分

主審:マリアーニ
副審:フィオリト、ディ・イオリオ
第4審:ピッキニーニ
VAR:マッサ、ペレッティ

 


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