プリマヴェーラ 1 TIM:ローマ 1-2 インテル

 ステファノ・ヴェッキ率いるインテル・プリマヴェーラは11月17日(金)に行われた第9節で、ザニオーロとローヴェルの得点により印象的な勝利を収めた。ローマはコリーが一時1-1とするゴールを決めた。

 ローマ発 – プリマヴェーラ1 TIM第9節、スタディオ・トレ・フォンターネでローマと対戦したインテル・プリマヴェーラは、UEFAユースリーグのエスビャウ戦2ndレグに向けてデンマークに出発する前に、勝利の喜びを味わうことができた。

 ステファノ・ヴェッキ率いるネラッズーリのプリマヴェーラは力強いスタートを切り、コルディオが先制のチャンスを得るも、グレコのセーブに阻まれる。すぐに反撃に出たローマは、セラールが2人を抜いてシュートを放つ。しかしこれはロンバルドーニがクリアし、コーナーに逃れた。プレスをかけ続けるインテルは38分、ついに膠着状態を破る好機を手に入れる。ローマのペナルティーエリア内でロンバルドーニがコリーに倒され、PKを獲得したのだ。このPKを見事ザニオーロが決めて、インテルが先制した。ローマはハーフタイム直前、同点弾を挙げようとプレッシャーを強める。コリーがシュートを放つも、インテルGKのピッサルドが素晴らしいセービングでチームのリードを守り、0-1のまま前半が終了した。

 両チームとも交代なしで向かえた後半、ローマは同点目指してますます圧力をかけてくる。インテルはセラールにシュートを許したものの、ピッサルドのナイスセーブで再び危機を逃れる。しかしそのすぐ後、リッカルディのクロスを受けたコリーにシュートを決められ、ついにローマに同点ゴールを許してしまう。その後、さらに白熱した戦いが繰り広げられ、コリディオがこの日最初のシュートを放つもゴールネットを揺らすことはできない。ピッチの反対側では、GKピッサルドが再び好セーブでアントヌッチとセラールの追加点のチャンスを潰した。

  そして試合開始から81分、ネラッズーリが再びリードを手に入れる。ザニオーロのクロスを受けて、エリア内にいたローヴェルがインテルに2得点目をもたらしたのだ。試合終了間際には、更なる得点のチャンスも訪れたが、ステファノ・ヴェッキ率いるインテル・プリマヴェーラはこれを活かすことができなかった。試合は1-2で終了し、インテルが勝利と勝点3を手に入れた。これでインテル・プリマヴェーラの勝点は19ポイントとなり、暫定的にリーグトップに立った。

ローマ対インテル 1-2
得点者:ザニオーロ(38分PK)、コリー(70分)、ローヴェル(81分)

ローマ:1 グレコ、2 ボウア、4 カルニエルッティ、5 チャヴァッティ-ニ、3 エメルソン(61分21 マザング);7 リッカルディ、6 マルクッチ、8 ヴァレアウ;10 コリー、9 セラール(85分17 ベズイエン)、11 カッパ(58分20 アントヌッチ)
控え:12 ザマリオン、13 ディアロ・バ、14 カストラーティ、15 セメラロ、16 メドウズ、18 ペトルンガロ、19 スダイグイ、22 ペトルッチェリ、24 ペツェッラ
監督:アルベルト・デ・ロッシ

インテル:1 ピッサルド;2 ヴァリエッティ、4 ベッテッラ、6 ロンバルドーニ、3 サーラ;7 ガヴィオリ(62分19 ローヴェル)、5 ラーダ(66分17 ブリニョーリ)、8 ダンソ;10 ザニオーロ;9 ムットン、11 コリディオ(84分18 ヴィスコンティ)
控え:12 デキッチ、13 ザッパ、14 ノーラン、15 コッラード、16 スキロ、20 メロラ、21 ベルケイール、22 オドガード
監督:ステファノ・ヴェッキ

イエローカード:カルニエルッティ(45分)

アディショナルタイム:2分/ 5分

主審:マッテオ・プロイエッティ
副審:アバニャーラ、デッラ・ヴェッキア


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