スパレッティ「サンプドリア相手に更に自信をつけられることを期待している」

 サンプドリア戦前の記者会見で、インテル監督は「全員がこの試合でベストを尽くす必要がある」と述べた。

 アッピアーノ・ジェンティーレ発 - 引き分けとなった10月21日(土)のサン・パオロでの試合が終わったばかりだが、蘇寧トレーニングセンターでは明日20時45分(日本時間翌日3時45分)のセリエA・サンプドリア戦に向けた記者会見が行われた。今節の試合会場はサン・シーロだ。ルチアーノ・スパレッティは、「サンプドリアは良いサッカーをし、プレッシャーを感じることもない。優れた監督の下でリーグ順位表でもいい位置についている。だから大変厳しい試合になるだろう」と述べた。更にインテル監督は、「彼らは良いチームを作り上げている。ジャンパオロは今までに指導したチーム全てを強化してきたし、監督業についてよく理解している。我々は良いプレーをしなければならないし、集中力とクオリティーをもって可能な限り良い形でこの試合にアプローチするために、またゼロから始めなければならない。脚や筋肉だけでなく、精神的にも十分にウォーミングアップしておかなければならないし、どんなリスクにも対応できるように準備して、全員がそれぞれの力を出し尽くさなければならない」と、強敵相手に心身共に準備を整えることが重要だと強調した。

 ジャーナリストからは当然、元サンプドリア選手のシュクリニアルについての質問が出た。それに対してスパレッティは、「ジャンパオロはこの夏、私にシュクリニアルについて詳しく教えてくれた。これは彼が真摯な人物であり、素晴らしい監督であることを示している。ミランはまだたくさん成長できるし、様々なことをどのように成し遂げるべきかわかっている。彼は本当にインテルに加わりたいと思っていたし、最初から正しい姿勢を見せていた。彼のような選手とは仕事がやりやすい」と答え、同選手への信頼と期待を窺わせた。

 インテルは、サン・パオロでのポジティブなパフォーマンスを追い風に今節のサンプドリア戦に臨む。「ナポリ戦では多くの点が良かったが、常に改善点も見つかるものだ。もっと効果的に動けた場面もいくつかあったものの、自信をもってプレーすることができたので満足している。これからも我々の道がこのように続いていくことに疑いはない。目標達成のために前に進み続けなければならない。もっと自信をつけたい。我々は自分たちの強みと弱点を理解している。あなた方が私にスクデットについての質問をしなくなったなら、その時こそ我々が本当に優勝争いできる力をつけたことを意味する。我々は一歩一歩進み続けなければならない。ゴールがどこかはわかっている」

 最後に、チームと個々の選手の態度が話題になった。「ここインテルに来てから、私は素晴らしいグループで仕事ができている。選手たちは全員どのように振舞うべきかわかっているし、私が彼らを信頼していいと示してくれる。だから私には何も言う必要はない。言うなれば、全員が自分にとっての監督でもある。ミランダが自信過剰だって?そんなことはないだろう、彼は常に何をすべきか知っているし、自身のクオリティーがわかっている。そしてそれは、チームメイトにとっても重要なことだ。彼はチームメイト相手でも決してチャンスを譲ったりしない。ベシーノについて?最初は少し気後れしていたかもしれないが、彼はどんどん能力を発揮していると思う。私は彼の価値がわかっている。彼はインテルで上手くやっているし、それを証明している。だから落ち着いているべきだ」

 


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