ボルボとインテルがパートナーシップを更新

 パートナーシップの更新はミラノでボルボの存在をよりアピールすることを目標にしており、これに際してルチアーノ・スパレッティにXC60が贈られている。

 ミラノ発 - ボルボの存在をミラノでよりアピールすることを目標に定めた同社とインテル間のパートナーシップが更新され、これに際してルチアーノ・スパレッティにCX60が贈られている。

 

 5日にボルボの新しい本拠地となるボルボスタジオ・ミランで行われた会合において、ボルボ・イタリア法人代表取締役ミケーレ・クリッチ直々にCX60のキーが監督へと受け渡された。ボルボ・カークレジットサービスによりFCインテルナツィオナーレの機動性、安全性、持続可能性を保証するボルボ車70台が提供される予定だ。インテルとのパートナーシップの更新、また経済の重要な拠点の一つである都市におけるボルボ・スタジオの新設は、ミラノとボルボが持つモダンで都会的なスタイルによる両者の結びつきを体現している。

 

 スパレッティのボルボXC60は同社のラインナップで最も成功を収めたモデルの第2世代となる。欧州ユーザーのニーズに焦点を合わせたこのミディアムクラスSUVは、オートパイロットシステムにより130km/hまでの速度域で正面、側面衝突が回避されるステアリング・アシスト機能をはじめとした安全性能が搭載されている。

 

 ボルボイタリア法人とFCインテルナツィオナーレのパートナーシップは2007年に始まり、2010年のトリプル獲得に代表される数多くの成功が両者の提携関係を深めることとなった。提携開始以来、ボルボは主要モデルであるXC60、V60、V40 を発表し、インテルの100周年に関係したイべントの多くが開催している。従って今回の更新は、この提携関係が過去にもたらした実績に基づいた結果と言えるだろう。

 

 ボルボとFCインテルナツィオナーレの結びつきは安全性、信頼性、伝統への敬意、革新性と現代性へ焦点を合わせた両者共通の価値観に現れている。また両者共に世界的に注目、評価されるグローバルなブランドでもある。

 

 インテルへの車両提供以外にもボルボはスポーツ界で活動しており、近年はゴルフやセーリングのメインスポンサーとしてビックイベントに携わっている。その最高峰ともいえるのが、外洋セイリングレースの中でも最も過酷だとされるボルボ・オーシャンレースだ。同レースの2017-2018シーズンは10月22日アリカンテ(スペイン)でスタートし、2018年6月にハーグ(オランダ)で終了する。


 English version  Versión Española  Versi Bahasa Indonesia  中文版  Versione Italiana 

読み込み中