ヴェッキが選手たちからのリアクションを要求

 インテル対サッスオーロ戦前日記者会見で、インテル指揮官は、「チームはまだプレーする時間が残っている」とコメントした。

 アッピアーノ・ジェンティーレ発 – 今シーズン、セリエAで監督デビューを果たし、クロトーネ戦でインテルを勝利に導いたステファノ・ヴェッキがサッスオーロとのホーム戦で再び監督の席に戻ってくる。

 今シーズン第36節を明日に控えたインテル指揮官が、「インテルSDピエロ・アウジリオからの呼び出しを受けたことは驚いた」と話した。

 「私は予期していなかった。私にとってインテル監督になることは名誉なことである。私はここでセリエA監督デビューし、再びこの職に戻れたことを誇りに思っている。クラブが私に示してくれた信頼には感謝したい。間違いなく私のキャリアにとって大きなステップだが、私がやるべきことは分かっているし、現状も理解している。プリマヴェーラに戻ることは問題にならない」

 「クラブは私に全力でやってくれと言ったんだ。我々は今シーズン、可能な限り最高の形で終えなければならない。なぜなら、まだ目標を達成するためにプレーする時間があるからだ。チームは難しい時期を過ごしているし、選手たちもチーム内に何かが欠けていることを認知している。加えて不運もあるとね。私は特にミラノ・ダービーが理由じゃないかと考えている。あの試合後にインテルの調子が落ちたと思う」

 「物事を変えることは簡単なことではないだろう。なぜなら今シーズンの終わりに近づくにつれて、試合結果が悪くなっているように見える。だが、私の狙いは残りのシーズンは失敗だと見せないようにすることだ。そして再び、私はチームにモチベーションと戦う欲求をもたらしたい」

 「私は選手たちにまだ何か達成できることを理解してほしい。我々には手が届くターゲットがある。他のチームが何をするかは関係なく、我々はトライし、勝利しなければならない。私は物事を正常な状態に戻そうとしているし、チームに正しい戦う姿勢を見つけさせるように試みている。私は選手各全員に14日(日)の試合に集中し、今の流れを変えようと伝えた。そして、今より良い状態で今シーズンを終えようと話した。このチームの価値とインテル選手のクオリティーを考えれば、我々は7位で終わっていけない。我々は主に精神的な見方を変える必要がある」

 「明日、私は最高のラインナップを並べるが、このチームに必要なのは彼らが戦うことが出来るということを示すことだ。広い意味で、私は選手起用に矛盾がないようにトライする。私はここに来ることを熱望していたし、3日間ですべてを変えようと試みたよ」

 「もう一度、我々は物事がうまく進むようにする必要があるし、ファンと彼らが見せている情熱に敬意を示さなければいけない。それがファンをスタジアムに導き、会場を満員にする。明日のランチタイムの試合でもファンたちが満員のスタジアムにしてくれるはずだ。ここまで何が起きたかは関係なく、まだ我々にはセリエAのゲームが残っている。選手たちはそれを糧にプレーしなけばいけない」

 「厳しい意見が出るかって? 我々はそれを予期しなければいけないし、ファンが我々を批評することは正しいよ。インテルは偉大なるクラブであり、このチームのクオリティーを考えると、我々はすべての敗戦を受けいることは到底できない。ファンは常に我々の後ろで支えてくれていた。明日、ピッチ上で力強くプレーして我々の義務を示し、ファンを味方に付ける。彼らは非常に我慢をしている。今、我々は先に進まなければいけない」

 主将としてのマウロ・イカルディに関して質問されたヴェッキは、「私は全員と話をした。もちろん控え室のリーダーたちともだ。私はマウロに昨年の11月と同じパフォーマンスを披露できるかと尋ねたよ。彼が本物のキャプテンだと示していた時にね。彼は間違いなくインテルに欠かせない存在である」

 最後にインテル指揮官はプリマヴェーラ選手たちのメンバー招集について語った。「ファンホイスデンとグラヴィロンは明日の試合メンバーリストに入る。ファンホイスデンは素晴らしいポテンシャルを持ったベルギー人のDFで、グラヴィロンも同じようなポジションだが、違うクオリティーを持っているね。彼はもっとフィジカルに長けている。彼はインテルプリマヴェーラと共にジェノアにいるが、明日は我々と試合に臨む」


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