「重要な」ローマ戦を見据えるピオリ

 「我々は勝点3を獲得できると信じなければいけない。100%のプレーを続けたい」とインテル監督は日曜日の試合に先立って話した。

 アッピアーノ・ジェンティーレ発 ステファノ・ピオリは金曜日の記者会見に出席し、サン・シーロで日曜日に行われるローマ戦は、インテルにとって、セリエA上位を狙う絶好のチャンスになる「重要な」試合だと表現している。

 「皆さんが知っている通り、この試合は重要な試合だ」とピエリは話した。「我々は、上位にいるローマとの試合のために全力を出してきた。我々は相手に問題を与え、彼らを倒せるようにトライする」

 「我々はローマ戦に向けて、今までの他のクラブとの対戦と同じように準備をしている。我々の持つ、全てのポテンシャルを発揮したい。我々はチーム一丸になって90分間集中し、激しいプレーができれば試合に勝つことができると知っている」

 「この試合では2つの素晴らしいチームが良い状態で顔を合わせる。我々の統計は似ているね。順位は関係なく我々は互角だと思う。罠にかかる可能性もあるが、我々の準備はできている。ボールがあるところでも、ないところでもね。弱点を克服し、相手に打撃を与えられるベストのチームがこの試合の勝者となるだろう。我々は勝点3を獲得できると信じなければいけない。今シーズンが終わるまで100%の力を出し続けたい」

 ピオリは、ミランダの欠場はチームにとってマイナスになると認めているが、インテルには彼の抜けた穴を埋めるだけの選手が揃っていると強調した。

 「ジョアンは非常に重要な選手だ。しかし、我々には他にも強いディフェンスを形成することができる選択肢がある」とインテル監督はコメントした。「両チームとも危険を冒さずに、相手を止めることは難しいだろう。重要なのは正しい戦術でリスクを減らし、最後まで自分たちを信じて戦うことなんだ」

 ピオリは、マルセロ・ブルゾヴィッチが、日曜日の試合に出場できる状態にあるかどうかは微妙なところであると認めた。

 「マルセロはチームトレーニングに参加し、彼の参加できる範囲でメニューをこなしている。あと2日様子を見るつもりだ」と話した。

 インテル監督は、この試合で攻撃的なラインアップで挑むのかどうかは明言しなかった。

 「我々は、いくつかの違ったシステムを使ってきた」とピオリは話した。「多くのFWがピッチにいることで、そのチームが危険であるとは限らない。重要なのはテンポ、ピッチでの動き、そして希望なんだ」

 ピオリは、もし彼がシーズン最初からインテルの監督をしていたら、現在インテルはどの位置にいるのか、という話には興味がなく、現在に集中しているようだ。

 「我々がカウントできることは、今我々がしていること、そして将来のことだけだ。過去に戻ることはできない」とインテル監督は話した。「私はチームにアイデンティティを植えつけたい。特に試合で諦めない不屈の精神についてだ。既に良い結果を得ているが、まだまだ、成長できる」

 「我々には責任感のある選手たちがいる。彼らの態度は常に素晴らしい。我々は、お互いをリスペクトしているんだ。私はここで3ヶ月仕事をしているが、次の3年間はここに残りたいね」

 最後に、ピオリは張近東会長の重要性を説明している。

 「張近東会長の存在は士気を高めてくれる」とインテル監督。「彼はとてもカリスマのある方で、いつも大きなインパクトを私やチームに与えてくれる。我々は現在のことについて話しているが、もちろん、将来を見据えることも普通のことだよね」

 

 

 

 


 English version  Versión Española  Versi Bahasa Indonesia  中文版  Versione Italiana 

読み込み中