ピオリが"チームでの勝利"を喜ぶ

 「今日は試合に勝利を欲したチームと本来の力を出すために準備してチームを見ることができた。これをチームの基礎として使っていこう」と、インテル指揮官が今夜の勝利を振り返った。

 ミラノ発 - ステファノ・ピオリは3-0でラツィオを下し、満々たる笑みを浮かばせながら誇らしげだった。そして、今夜のパフォーマンスが今後の展開を左右する重要なスタートポイントかもしれないと強調した。

 「今夜の試合は頭と頭での真っ向勝負だった。今夜の試合結果が一番大事だ。我々は3-0で勝利し、試合内容もとてもよかった。本物のチームとしてのパフォーマンスを披露した。試合に勝利を欲したチームと本来の力を出すために準備してチームを見ることができた」と、ラツィオ戦の勝利でインテルがリーグ戦勝点30を積み重ねた後、インテル指揮官が話し始めた。

 「前半戦を見れば分かるが、シモーネ・インザーギ率いるラツィオはヨーロッパでも強豪チームだ。試合序盤からラツィオFW陣がプレッシャーをかけてくることは予想していた。だが、インテル選手たちは個々の力で試合に勝利できないと分かっている。チームはお互いを助け合い、他の選手の為に仕事をこなす。我々には今、魂がある。これが、チームとしての基盤であり、成長を続けていく為の基盤でもある」

 「我々にはまだ多くの改善点がある。だが、素晴らしい情熱とスピリットを我々のパフォーマンスの中へ組み込んでいる。技術面と個人のクオリティー、良いプレーをすることは問題ないが、リーグ戦首位の座に戻ること、他のチームに競り勝てるチームへとなるには継続していかなけらばならない」

 数週間のウィンターブレイク直前に卓越したパフォーマンスを披露したが、来年まで試合ができないのは残念なことだ。

 「この情熱の波に乗りたかったし、おろらく我々にとってこのままリーグ戦が続いて方が良かったはずだ。だが、我々は正しく集中するためにも穏やかなクリスマスを迎える。なぜなら、1月は我々の今後を占う大事な時期になるからだ」

 ピオリはここ最近プレッシャーを感じていた数名の選手に称賛の言葉を残した。

 「バネガとコンドグビアはとても良かった。今週の彼らの様子を見ていたら、彼らはポジティブなパフォーマンスを披露してくれると思っていた。彼らはクオリティーがある選手だ。彼らはただ私を信頼させ、納得されるプレーをすればいい。彼らには試合で違いを作れる能力を兼ね備えている」

 「ガブリエル・バルボーサ? 彼が途中出場を果たした時、彼のやる気に満ちた表情が見れて嬉しかった。彼は若いし、他の選手と同様にハードワークもしている。時々、彼がプレーできる正しいフォーメーションを選ぶつもりだ」

 ピオリは最後に今夜の試合と主将イカルディについて言及した。

 「後半に入ってから高い位置でプレーを始めた。マウロ・イカルディは相手に脅威になる正しいポジションにいた。だが、イカルディは前半も非常に良い動きをしていた。彼のパフォーマンス、姿勢、言動は私を喜ばしてくれる。私にはファンタスティックな男がいる。ハードワーカーで、皆が彼を敬うべきだ。イカルディは我々にとって大事な選手だ。彼のクオリティーに関して、私は最高の選手と仕事をしてはわかっていた」


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