ミラノ発 - 今週のスローバック・サースデイは、インテル初のイタリアン・スーパー・カップ制覇(1989年)について振り返る。
1989年11月29日、昨シーズンの王者ジョヴァンニ・トラパットーニ監督率いるインテルは、前年コパ・イタリアを制覇したヴヤディン・ボシュコヴ監督率いるサンプドリアと対戦した。
エンリコ・クッキが37分にアルド・セレーナとのワン・ツーで抜け出し、カーブをかけてシュートを放った。そして、サンプドリアGKジャンルカ・パグリウカの伸ばした両腕の上を越えたボールはゴールネットに吸い込まれ、インテルが先制点を奪った。
サンプドリアは後半から攻勢に出ると、インテルは守備を固め相手チームの攻撃に耐えていた。そして試合時間残り4分、アンドレアス・ブレーメとダリオ・モレーロがコンビネーションでサイドを突破し、ゴール前にいたセレーナがサンプドリアゴールに追加点を決め、試合はインテルが2-0で勝利。
この勝利でインテル史上初のイタリアン・スーパー・カップのトロフィーを掲げた。
さらに詳しいインテルの歴史については、アーカイブから確認できる。