サウサンプトン発 - インテルは自信を持って、腐らずに勝利街道へ戻らなければならないと、ステファノ・ヴェッキが語った。
2日前に監督に就任したばかりのヴェッキは、ヨーロッパリーグに復帰したサウサンプトンにインテルが敗れた試合について口を開いた。
「メンバーにはトップレベルの実力を持つ選手が揃っている。だが、この状況から抜け出すためには自信が必要だ。そして、ゲームを上手くコントロールする方法を見つけなければならない」
「チームは今日、フィジカルの強い難敵相手に、規律を守った熱いパフォーマンスを見せてくれた。前半までは良かったが、後半はミスをし過ぎてしまった。ポゼッションしている時にもっとボールを上手く回さなければ。我々のプレー自体のクオリティーを高める必要がある」
また監督は、ワントップのマウロ・イカルディのサポート役としてエベル・バネガを起用した理由についても説明した。
「バネガは特徴と実力があり、それを試合でも長い時間示していた。終盤になるにつれてペースが落ちてしまったが。彼がライン間に顔を出したときは、何度もチャンスを演出することができていた。彼は全てを出し尽くしたと思う。彼ら全員が全力だった」
「戦術の練習をする時間があまりなかったが、それでもいくつかの点は確認した。それが今夜の試合でも表れていたと思う。次の試合も目前まで迫っているから、準備する時間はあまりない」
「ポジティブに伝える努力をした。我々は素晴らしいインテンシティーでプレーしていたが、残念ながら後半のクオリティーが落ちてしまった。少なくとも、確実にうちのようなチームに相応しくないパフォーマンスだった」
「あと少しで結果を出せるところだったが、後半のプレーがわずかに及ばず、そのつけを払った」
そしてヴェッキは、好きな作詞家パウロ・コエーリョの言葉を引用して次のようにコメントした。「『光の戦士は信者であり、彼は奇跡を信じたからこそ、奇跡が起こり始めた』実際我々に奇跡は必要ない。予選を突破するのは難しいが、まだ希望はある」
「リーグ戦でもしっかりと軌道修正しなければならない。勝利するためには、時に95分間ずっと速いペースでプレーしなければならない。今日は少し待ってしまった」