ミラノ発 – 伊ラジオ番組『Radio Anch'io Sport』でインテルの副会長ハビエル・サネッティが今朝、蘇寧グループへの印象を語った。サネッティは、中国の同グループがクラブに投資を行ってから、どのように物事が変化していったかを赤裸々に明かした。「"彼らの到着”は非常にポジティブな効果があった。なぜなら、彼らは非常に真剣な姿勢で課題に取り組んでくれているからだ。私たちは、現在と未来の両方をプランニングしているし、インテルを頂点へ連れて行くためにハードワークする覚悟がある。私たちの目標は、クラブが継続的にトップレベルに身を置くことだ」
続いてサネッティは、デ・ブール監督の、就任からの仕事ぶりを振り返った。「フランクは素晴らしい仕事をしているし、全て順調。転換期の序盤に苦労するのは自然なことだし、イタリアサッカーを知るのにも時間がかかる。だが、彼は見事なプロ精神を見せているし、良い仕事をしている。毎週私たちは成長している」
また、コンドグビアが30分前後に交代させられたことについても言及した。「監督は昨日、チームに違いを生み出せる選手が必要だと気づいた。そして、勇敢にも素早い決断を下した。(早い時間帯の)交代は、決してジョフレイのパフォーマンスを侮辱したわけではない」
そしてサネッティは、1月に開く移籍市場を見据えて、それまでのプロセスを語っていた。「私たちは日常的にフランクと話しているし、クラブは彼の発言にしっかりと耳を傾けるつもりだ。今も素晴らしいメンバーが揃っている。偉大な事を成し遂げられるプレーヤーもいる。カンドレーヴァやバネガ、ジョアン・マリオといったプレーヤーとの契約が、基礎レベルを押し上げてくれた」
日曜日にはローマ戦というビッグマッチが控えている。しかしサネッティは、その前のヨーロッパリーグに照準を合わせてる。「この大会にもきちんとリスペクトを示さねばならない。確かにスタートは良くなかったが、開幕戦の負けを木曜日に取り返さなければならない。それからローマ戦のことを考えるつもりだ」
さらに、27日で40歳を迎えるローマ所属のトッティについてコメントし、サッカー選手として長生きする秘訣を口にした。「彼の成功の秘訣は情熱だ。さらに、キャプテンマークを付けることで、プラスの責任感とクラブとの特別な関係が生まれる。フランチェスコのパフォーマンスをまだ見ることができるというのは、サッカーファン全員にとって素晴らしいこと。彼の誕生日を祝福するよ」
最後にサネッティは、いつの日かインテルの会長に就任する可能性について発言した。「今の自分の役職に集中しているし、この機会を与えてくれたことを嬉しく思う。私を信頼し、重要な決断に参加させてくれるトヒル会長と新オーナーに感謝している。インテルが今後、常に偉大な目標を達成できるクラブになることを願っている。私は今でもファンと強い繋がりを持っているし、常に私を支えてきてくれた彼らのことを常に考えていく」
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