エンポリ発 – フランク・デ・ブール監督は今夜の試合後、選手たちが監督の描くサッカースタイルに順応してきているところを目の当たりにし、選手のパフォーマンスが今後さらに良くなるという確信を得たようだ。
今夜の試合内容を言及する前に同監督は、ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が「18日(日)のイタリア・ダービーはつまらない試合だった」とコメントしたことについて、「アッレグリ監督の意見は尊重するが、同意は出来ない」と話した。
それから、チームの今日の堂々たるパフォーマンスについて語った。「2点リードしてから、集中力が切れてしまった。ユヴェントス戦でかなり体力を使ってしまってから、チームは少し疲れていたのかもしれない。とにかく、後半は試合を支配できたし、今日の選手のパフォーマンスに満足している」
また、インテルの守備が改善されていたことも、きちんと認識されていた。「我々の守備力が上がった? 確かに、ライン間の距離を狭くしようとしていたし、プレスをかけた時はそれがきちんと出来ていた。我々のプレースタイルの共通意識が、日に日に良くなっていると思う」
「ハポエル戦と今日の試合で何が変わったかを言うならば、選手の試合への入り方だ。私は、インテルの監督としてまだ1ヶ月ぐらいしか経っていない。毎日、前の日に比べたら、選手たちとお互い理解できるようになっていると思う。でも、このチームプロジェクトは、一朝一夕で成し遂げられることではない。今夜も、多くの力を注ぎ込んだ。だが、試合をこなしていくことでしか成長できないことは分かっている」
同監督は今日の最後に、ベンチメンバーに入らず、スタンドでチームを応援していたマルセロ・ブロゾヴィッチについてコメントした。「彼は、ハードワークしなければならない。もし、彼がハードワークするなら、またメンバー入りするだろう。まず、プロフェッショナルだというところを見せて欲しい。彼が試合を観にここに来てくれたことが、私はとても嬉しい。それがチームにとってとても助けになる。それが最初のステップだ」
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