南京発 - 南京でインテルと蘇寧ホールディングスとのパートナーシップ契約締結発表の会見が終わった。蘇寧ホールディングスのZhang Jindong会長が話した。
「ゲストの皆さん、そして報道関係の皆さんに感謝したい。この場にいられることをうれしく思う。プレスルームでクラブの栄光のときを見て、非常に刺激的だったと思う。蘇寧グループはサッカー界の玄関に立って１年経っていない。それが今は、インテルのような輝かしい歴史を持つクラブとパートナーになった。これは大きな責任のあることだ。そして、我々を選んでくれたトヒル会長に感謝している」。
「スポーツ産業のリーダーになることは、蘇寧グループの戦略の一部だ。これから５年で、我々は市場の主要な存在に成長したい。サッカーは新たに成長しているエリアで、だからこそインテルを手にすることにした。我々としては国際的なビジネスで、我々のブランドはすぐにヨーロッパでも主要なものになる」。
「インテルは我々にとってのゲートだ。中国で最も多くのファンがいるイタリアのクラブだ。３８年前、我々のことを最初に信じたクラブだ。これは我々と中国サッカー界にとって大きな一歩で蘇寧はインテルにさらなる国際性をもたらす。我々はインテルをさらに強くしたい。そして、その歴史をさらに継続していきたい。非常に多くの偉大な選手がインテルのユニフォームを着てきた。イタリアでもヨーロッパ全体でも有数のトップクラブだ。マッシモ・モラッティ、エリック・トヒル会長がやってきたことを引き継ぎ、過去の栄光を取り戻したい。初めてサン・シーロへ行ったときは感動的だった。すぐにインテルのファンになってしまった。蘇寧がやってきたことで、将来がさらにはっきりとしたものになる」。
次はエリック・トヒル会長だ。
「皆さん、ありがとう。そして、Zhang会長の歓迎の言葉にも感謝したい。こうして南京で皆さんの前に立てることを誇りに思う。蘇寧グループとインテルの良好なパートナーシップが成功につながると確信している。今話を聞いたとおり、蘇寧のスポーツ部門は真剣なもので、幅広いグローバル戦略において重要なものだ。スポーツ、特にサッカーは中国で重要性を高め続けている。インテルは、皆さんがその成長に投資することを決めたことを誇りに思う。我々はグローバルなブランドで、“フラテッリ・デル・モンド（ブラザー・オブ・ザ・ワールド）”の精神のもと１０８年の伝統がある」。
「去年、我々はここ中国でツアーをした。インターナショナル・チャンピオンズカップに参加し、バイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリーのような伝統のあるクラブと対戦している。その上、インテルは１９７８年にセリエAで初めて中国を訪れたクラブだ。ツアーを行い３試合を戦った。最後は中国代表と北京で試合をして、８万人のファンが見ている。我々との関係は４０年にわたるものだ」。
「私は、２０１３年１１月に始まった私とインテルの関係を誇りに思う。まずは今日はこの席に参加できなった前会長のマッシモ・モラッティに敬意を払いたい。マッシモ・モラッティと彼のファミリーは、非常に強い絆がある。非常に長い勝利の物語がある。この場を借りて、彼と彼のファミリーに改めて感謝を伝えたい」。
「ご存じのとおり、スポーツ界は成長を続けている。我々は真のグローバリゼーションのスタートにいる。ピッチの内外で競争していくために、世界中の選手のサポートが必要だ。ピッチ外のビジネスを構築していく上で必要なことで、トロフィーを目指すためにチームへの投資、育成への投資も必要になる。よって、私は蘇寧の到着にわくわくしている。蘇寧には大きなビジョンがある。スポーツは一般的に、健康的なライフスタイルにおいてカギとなる要素だ。スポーツは人と人をつなげる素晴らしい手段だ。国、文化、宗教に関係なく、人を結びつける。スポーツに境界はない。それは今日の発表が証明している。Zhang会長、蘇寧グループには、我々のことを信頼してくれて感謝している。ともに進むことで、クラブが前進し、再びヨーロッパサッカー界のトップに戻ることができる。どちらにとっても、刺激的な未来が待っている」。
ハビエル・サネッティ副会長も話した。「ここにいられることをとても誇りにおっモウ。我々は素晴らしい歴史を持ったクラブで、大きな価値と唯一無二のファンがある。蘇寧のように強く有能で大きな野心のあるグループとともに働くことは、我々のファンの満足感につながっていく。イタリア、そしてヨーロッパで争える強いチームをつくりたい」。
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