アッピアーノ・ジェンティーレ発 - 土曜日の夜に次の試合がやってくる。ロベルト・マンチーニ監督が報道陣の前で会見に臨んだ。
シーズンはあと4試合だ。「5月15日にどこにいるかを見よう。それから、うまくいったこと、そうではなかったことを評価していく。そして、どこからリスタートするかを見定める」。
「取り組み続けることが必要だ。クオリティー、そしてパーソナリティーも必要だね。選手がチームのクオリティーを引き上げる。我々は若いチームだ。再構築しているチームだよ。その中には失望の時期もきてしまう。選手たちはみんなとてもよくやっている。いくつかミスはあったが、人間なんだ。彼らのためにもクラブのためにも残念だ。でも、4位の座を手にするためにはさらに向上しなければいけない」。
「すべてのベースにクオリティーがある。それから経験だ。守備では多くのスペースを許さず、何をすべきか理解して準備をしていなければいけない。ミランダはとても経験のある選手だ。守備陣全員の成長を手助けしている。ペリシッチやコンドグビアのように、適応に時間がかかった選手もいるが、素晴らしい質を見せている」。
「チームには気持ちがある。ジェノヴァでの敗戦は偶然だ。ゴールを決めるのに苦労している。ペナルティーエリアに入ったとき、シュートする時間はわずかしかない」。
メルカートについても話した。「まずはバランスだ。選手を入れ替えることで問題が解決すると思われがちだが、同じメンバーでもたくさんの側面から向上することができる。2、3年同じチームでプレーすれば、それは顕著だ。普通の選手を4、5人獲得するよりも、トッププレーヤー1人の方が良い。サン・シーロでインテルのためにプレーするのは簡単じゃないからだ。ユニフォームには伝統の重みがある。いずれにしても、我々にはしっかりとしたチームのベースがあるよ」。
ウディネーゼ戦については、こう話した。「ヨヴェティッチはいくつかのケガがあった。彼は技術的に素晴らしいものがある。だが、ほかのチームからきたら、適応しなければいけない。今でも非常に優れた選手であることに変わりはない。チーム? 明日の夜に見てみよう。少し変えるかもしれないが、前の試合から選手がどれだけ回復しているか次第なところが大きい。ウディネーゼは数週間良い時期を過ごしている。彼らは失うものがない。落ち着いてプレーすることができるだろう。デリケートな試合だ」。