ミラノ発 - 第30節でインテルはオリンピコに乗り込んでローマと対戦する。キックオフは20時45分(日本時間4時45分)。Optaのデータで試合を予習しよう。
【直接対決】
セリエAでの両チームの対戦は166回目。ネラッズーリが71勝で、引き分けと敗戦は47回ずつ。
インテルは直近2回のローマ戦に勝っている。それ以前はローマが7試合負けなし(4勝3分け)だった。
ローマは前半戦の対戦でゴールがなかった。インテル戦で2試合連続得点なしは、1991−92シーズンが最後。
この2チームの対戦で最も多い結果は0−0で過去に20回。最後にこの結果だったのは2014年3月の対戦。
【ローマでの戦績】
ローマでは過去に82回対戦した。ローマが33勝で引き分けは27回。ネラッズーリの勝利は27回だ。
ローマはホームでのインテル戦で6試合負けなし。4勝2分けだ。最後にホームで負けたのは2008年10月19日のゲームで、そのときはインテルが4−0で勝った。得点者はイブラヒモヴィッチ(2ゴール)、スタンコヴィッチ、オビンナ。
【フォーム】
ローマはリーグ8連勝中。2014シーズンはミランを下して9連勝を達成した後、マッシミーノでカターニアに敗れて連勝が止まった。
この8連勝中の間にローマは6失点している。得点は24。1試合平均3得点だ。
ローマはホームで7試合負けなし。ここ4試合は4勝している。その間に1試合平均3.5得点、14得点を挙げている。
インテルはここ5試合で3勝2敗。最後の引き分けは2月7日のヴェローナ戦だ。
アウェーでの勝利は1月6日のエンポリ戦が最後。ここ5試合は2分け3敗で11失点。
【スタッツ】
ローマはセリエA最多得点チームで、ここまで61得点。
得点者も最多で18人。ポストを叩いた回数は13回でこちらも最多。
セットプレーの得点数はローマ(16)を上回る唯一のチームがヴェローナ(17)。インテルはミランと並んでCKからの得点が7で最多タイ。
CKの回数はラツィオが最多で190本。インテルは185本で、ローマは169本。
インテルは27失点でリーグ3位。ローマは30失点で4位タイ。ローマはヘディングでの失点が3つ。これはユヴェントスとミランの2失点に次ぐ数字。
どちらも前半の失点は10。これを上回るのはボローニャとユヴェントスの前半7失点のみ。
前半15分の失点はローマがわずか1。ボローニャは唯一、その時間帯でゴールを許していない。
ローマは追いかける状況になったことが最も少なくここまで7回。ただし、10回のインテルと同様、この状況から逆転したことはない。
【選手個々】
ピアニッチは2014年11月のインテル戦(4−2)が自身2度目で最後のドッピエッタ。彼は10アシストでセリエAのアシストランクでトップ(インシーニェとタイ)。チャンスメークは64回で、67回のハムシクに次ぐ2位。
ジェコはここ6回の出場で4ゴール2アシスト。いずれも先発でピッチに立ったときのものだ。
サラーは出場したここ5試合で9ゴールに関与した。5ゴール4アシストである。2016年になってこれを上回るのは11試合で6ゴールのイグアインのみ。サラーはインテル戦でも決勝点を挙げた。昨年3月、フィオレンティーナの選手としてゴールを挙げている。
エデルはまだインテルでのゴールがない。サンプドリアでは19試合で12ゴール2アシストだった。
フロレンツィは2012年9月、初めてインテルと対戦した際に2ゴールを決めた。ナインゴランはセリエAデビューは2010年2月のインテルvsカリアリ戦。
元インテルのマイコンは、インテルで多くの成功を手にした。2006〜2012年にかけて177試合に出場し、16ゴールを記録。スクデット4回、チャンピオンズリーグ1回、スーペルコッパ3回、コッパ・イタリア2回、クラブ・ワールドカップ1回のタイトルを手にしている。
メデルは前半戦の対戦で決勝点となるゴールを決めた。セリエAで最初にして唯一のゴールだ。
パラシオは2009年8月にセリエAデビュー。ジェノアvsローマは3−2で終わっている。それからローマ戦は12試合で3ゴールを決めている。2ゴールがジェノアの選手として、インテルの選手としては1得点。
イカルディはここ7試合で4ゴール。ただしアウェーでのゴールは1つだ。ただし、シーズントータルではホームとアウェーで同じ得点数である。
ペリシッチは2試合連続得点中。パレルモ戦ではリャイッチへのアシストもあった。チームのここ5得点のうち3得点に絡んでいる。
リャイッチは2013年から昨年8月までローマにいた。セリエAでは61試合に出て14ゴールを決めている。
【監督】
スパレッティはセリエAでのインテル戦20回目。これまで7勝6分け6敗。
マンチーニはセリエAでローマと17回対戦した。6勝6分け5敗という戦績。
両監督の対戦は過去13回。マンチーニの勝利が6回で引き分けは4回。スパレッティの勝利は3回。
【主審など】
インテルよりも被ファウルが多いのはナポリのみ(353回と390回)。イエローカード数がローマよりも少ないのはナポリのみ(50枚と63枚)。
オルサートはここまでセリエAで157試合を担当。今季は1回。ローマは19回オルサート主審の試合を戦い、8勝8分け3敗。
敗戦のうち1つが、インテル戦だった。また引き分けも1回ある。
インテルはオルサート主審の試合を20回経験して10勝。残りは5勝5分けだ。
【出場停止】
[ローマ]:
[インテル]:パラシオ(1)
【累積リーチ】
[ローマ]:ディーニェ、ナインゴラン、ピアニッチ
[インテル]:コンドグビア、テレス