[TIMカップ]インテル 3-0(PK:3-5) ユヴェントス

ネラッズーリが見事な反撃を見せたが、最後はPK戦で散った。

ミラノ発 - 雨が降る中で試合が始まった。ファーストレグを敵地で落としたネラッズーリは、カリーソがGKを担当。今季2度目の起用となった。ディフェンスラインにはサントン、ダンブロージオ、ジェズス、長友が入って、中盤にブロゾヴィッチ、メデル、コンドグビア。前線にはペリシッチ、エデル、リャイッチとなっている。

インテルは良いスタートを切り、特に相手の中盤に圧力をかけた。16分、メデルが高い位置でボールを奪ってブロゾヴィッチに渡し、クロアチア人MFが右足で決めた。25分にも決定的なチャンスをつくった。リャイッチがペナルティーエリアに侵入してシュートを放つが、リヒトシュタイナーに当たったボールはクロスバーに当たる。

後半は負傷交代となったコンドグビアに代わり、ビアビアニーが入ってスタート。49分、エデルが右から突破してクロスを上げると、ファーサイドでペリシッチが押し込んだ。これで2−0。メアッツァがおおいに沸く。その5分後、インテルの高いラインの裏をとってザザが抜け出すが、カリーソが弾いた。試合終了予定の10分前、試合はまた動く。ペリシッチがドリブルで仕掛けてペナルティーエリア内に入ったところでルガーニに倒されると、PKを獲得。PKキッカーはブロゾヴィッチ。冷静に決めて2試合合計スコアがイーブンになった。90分にもペリシッチに大きなチャンスがあったが、左足のシュートはネトに止められ、90分が終了する。

延長戦に入ってもインテルが攻める。延長前半5分、ペリシッチのヘディングはネトに止められた。11分にはユヴェントスがリードを奪いかけるが、ザザのシュートはわずかに外。結局延長戦でゴールは生まれず、120分が終わった。

クルヴァ・ノルドの下で決勝進出を懸けたPK戦が始まる。まずはバルザーリが決めて、インテルはブロゾヴィッチでついていった。ザザが決めた後で、パラシオのシュートはクロスバー。その後はモラタ、マナイ、ポグバ、長友、ボヌッチと決めて、ユヴェントスがローマで行われる決勝に進んだ。

 

インテル 3-0(PK:3-5) ユヴェントス
得点者: ブロゾヴィッチ (16分, 82分), ペリシッチ (49分)

PK: バルザーリ (○), ブロゾヴィッチ (○), ザザ (○), パラシオ (×), モラタ (○), マナイ (○), ポグバ (○), 長友 (○), ボヌッチ (○)

インテル: 30 カリーソ; 21 サントン, 33 ダンブロージオ, 5 ジェズス, 55 長友; 77 ブロゾヴィッチ, 17 メデル(113分 マナイ 97), 7 コンドグビア (46分 ビアビアニー 11); 44 ペリシッチ, 23 エデル, 22 リャイッチ(75分 パラシオ 8).
ベンチ: 1 ハンダノヴィッチ, 46 ベルニ, 9 イカルディ, 12 テレス, 27 ニュクリ, 28 デッラ・ジョヴァンナ, 83 メロ, 96 ギャムフィ.
監督: ロベルト・マンチーニ

ユヴェントス: 25 ネト; 26 リヒトシュタイナー(56分 バルザーリ 15), 19 ボヌッチ, 24 ルガーニ, 12 アレックス・サンドロ; 27 ストゥラーロ, 11 エルナネス(71分 レミナ 18), 22 アサモア(86分 ポグバ 10); 16 クアドラード, 7 ザザ, 9 モラタ.
ベンチ: 1 ブッフォン, 34 ルビーニョ, 6 ケディラ, 20 パドイン, 21 ディバラ, 37 ペレイラ, 39 ファヴィッリ.
監督: マッシミリアーノ・アッレグリ

警告: ジェズス (23分), ストゥラーロ (37分), ボヌッチ (41分), ダンブロージオ (91分), ペリシッチ (92分), レミナ (92分), ポグバ (98分), エデル (102分), サントン (107分), ザザ (110分)

アディショナルタイム: 3分 - 2分 - 0分 - 1分

主審: ジェルヴァゾーニ
副審: ジャッラティーニ, ドボスツ
第4審判: ジャコメッリ


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