ミラノ発 - ユヴェントスはインテルは今夜、第27節で激突する。Optaのデータで試合を予習しよう。
【直接対決】
セリエAでの166回目のイタリアダービー。ビアンコネーリがリードしており、過去78勝。引き分けは42回で、インテル勝利は45回。
ユヴェントスはセリエAでインテル戦ここ6試合負けなし。3勝3分けだ。
スコアレスドローは過去に17回。前半戦の対戦も0−0だった。
最も多い結果は1−0でユヴェントス勝利。過去に20回ある。最後にこのスコアで終わったのは2011年、トリノで行われたゲームだ。
【トリノでの戦績】
ユヴェントスはセリエAでのインテル戦でホーム9試合連続得点中。
過去3回のユヴェントスVインテルは、ビアンコネーリが開始15分でスコアを動かした。
【フォーム】
ユヴェントスは16試合負けなし。15連勝の後でボローニャと0−0で引き分けた。
ユヴェントスはカンピオナートで7試合無失点を継続中。1シーズンの8試合連続の無失点は2013年12月以来となる。ビアンコネーロの連続無失点記録は9試合(1972−73シーズン)。
2012年12月から、ユヴェントスはセリエAホームゲーム62試合で得点がなかったのが1度のみ(今季のウディネーゼ戦)。
マンチーニのチームはサンプドリア戦で勝利したが、2016年になって連勝はない。
アウェーでの勝ち点3は1月6日のエンポリ戦が最後。それ以降は2分け2敗だ。
【スタッツ】
セリエAで守備力トップ3のうちの2つが激突する。ユヴェントスが15失点でインテルは23失点。もう一つは21失点のナポリ。
ユヴェントスはここまで332回のフィニッシュ。348回のナポリに次ぐ2番目の数字。
2016年になって9試合で、ユヴェントスはペナルティーエリア内から打たれた枠内シュートが6本のみ。
ユヴェントスはヘディングでの失点が2つ。ミランと並んでレコードだ。
ユヴェントスはゼロ、インテルは1。2チームは前半ラスト15分の失点が少ない。
インテルは、イタリア人スコアラーが最も遅く誕生したチーム。サンプドリア戦のダンブロージオが今季のインテルで初めてゴールを決めたイタリア人だ。それ以前は2014年12月のゴール。ラノッキアが決めている。
ユヴェントスはリードした状況から失った勝ち点が最も少なく、ここまで2ポイント。一方のインテルは、ビハインドの状況から得た勝ち点が2番目に少ない。3ポイントでフロジノーネの次だ。
相手のPKはユヴェントスが1つ。フィオレンティーナ(ゼロ)に次ぐ2番目。
【選手個々】
欧州5大リーグで無失点が最も多いのはアトレティコ・マドリーのオブラクで16回。これに続くのが14回のブッフォンとPSGのトラップだ。さらにハンダノヴィッチとノイアーが13回である。
ブッフォンは656分間失点がない。2013年の745分無失点という記録に迫っている。彼はこれまでセリエAでインテルに36失点している。これを上回っているのはローマの37だけ。
イカルディはユヴェントス戦過去6試合で6ゴール。前半戦の対戦では唯一得点できなかった。リーグ前節では2度目のペナルティーエリア内でのプレーでゴールを決めている。今季はペナルティーエリア内で100回のプレーで11得点だ。
エデルはシュート12本が続けて得点になっていない。インテルにきてからまだ得点がなく、2014年10月以来、最も長い無得点だ。ユヴェントス戦では9試合で2回ゴールを決めている。ブレッシア、サンプドリアの選手としてだ。ここ4回の対戦では決めていない。
パラシオはここ4試合で3ゴールに関与している。1ゴール2アシストだ。
ヨヴェティッチは2008年、フィオレンティーナVユヴェントスの1−1でデビューを飾った。また、フェリペ・メロも同カードでセリエAデビューをしている。
メロは2009年から11年にかけてユヴェントスでセリエA58試合に出場して4ゴールを挙げた。
ユヴェントスの得点46のうち46%にあたる21ゴールにディバラが関与している。ディバラは得点王レースで2位で、ここまで13得点。アシストランキングでもインシーニェ(10)、サポナーラ(9)に次いで8回を記録している。
今季のシュート数はイグアインが108、インシーニェが76で、これに続くのが74本を放っているポグバ。ドリブル突破回数はバスケスの84に次いで2番手で71回。
マルキージオは、インテル戦12試合で3ゴールを決めている。昨季5月の対戦でも決めており、彼にとっては最も相性が良い相手だ。
キエッリーニも自身最後のゴールがネラッズーリである。2014年2月の対戦だ。しかし、それ以降はカンピオナート60試合で得点なし。
エルナネスは2014年2月からインテルでプレーし、昨年8月までいた。42試合で7ゴールを決めている。
ボヌッチはインテルの下部組織出身。2006年5月にカリアリVインテルでセリエAデビューを飾った。
【監督】
アッレグリは対マンチーニでまだ負けなし。ここ2シーズンで1勝2分け。
インテルは15回目の対アッレグリ。戦績は4勝4分け6敗。
マンチーニはユヴェントス戦15回で3勝。うち2回がユヴェントスのホームだった。インテルとラツィオの監督としてである。そのほかは6分け6敗。
【審判など】
インテルはファウルの少なさがナポリに次ぐ2位。イエローカードは72回で、4.81ファウルに1つという計算。これを超えるのはエンポリの4.77。
ジャンルカ・ロッキはセリエAで192試合を担当。今季は12回主審を担当している。この12試合でホームの勝利が4回。アウェーの勝利も4回で、引き分け4回だ。ロッキはここまで最多となるファウル宣告で396回。1試合平均33回である。
ロッキはユヴェントスの試合をセリエAで26回担当した。戦績は21勝で、黒星は3つ。
一方でインテルは24回。11勝9分け4敗だ。
ロッキが退場を命じているのはラツィオが最多で9回。インテルは8回で2番手。
【出場停止】
[ユヴェントス]:なし
[インテル]:ブロゾヴィッチ(1)
【累積リーチ】
[ユヴェントス]:アレックス・サンドロ、ボヌッチ、モラタ、ストゥラーロ
[インテル]:コンドグビア、パラシオ、テレス