ミラノ発 - 今夜20時45分(日本時間21日4時45分)、“メアッツァ”でラツィオ戦がキックオフとなる。Optaが提供するデータでこの試合を予習しよう。
【直接対決】
2チームがセリエAで対戦するのは145回目。インテルが59勝で、ラツィオが39勝だ。
ラツィオとのドローは52回。これはミランと同じ数で、インテルが最も多く引き分けている相手。
直近14回ではインテルが8勝でラツィオが5勝。引き分けは1回だ。
ラツィオはインテル戦10試合連続得点中。
最も多い結果は1−1。過去28回だ。最近では2008年3月にこの結果だった。
0−0で終わったのは過去14回。最後は2005年11月のローマでのゲーム。
最多得点差ゲームは1934年の8−1と1961年の7−0。どちらもネラッズーリが勝った。
【ミラノでのゲーム】
ラツィオは“メアッツァ”で72回のゲームで8勝している。インテルが40勝で引き分けは24回。
インテルはホームでラツィオ相手に11試合連続得点中。その間に25得点を決めた。1試合平均2.3ゴール。
【フォーム】
スクデットを獲った2009−10シーズン以来、インテルは第16節終了時に勝ち点36を手にしている。そのシーズンも11勝3分け2敗だった。
インテルはここまでクリーンシート11回。欧州主要5リーグでトップの数字。
“メアッツァ”での失点はフィオレンティーナ戦のみ。
ラツィオはリーグ戦ここ7試合で勝ち点2のみ。2009年9月から12月にかけての12試合白星なしが最長だ。
ステファノ・ピオリのチームはアウェー4連敗中。2012年以降、アウェーゲーム5連敗はない。
【スタッツ】
セリエA最強守備とアウェーでの得点がワースト2位の対戦。ラツィオは敵地でここまで4ゴール。フロジノーネより1点多いだけだ。
ラツィオはここまで327本のクロスを入れた。セリエAで最多だ。
インテルはヘディングでの失点がない唯一のチーム。
ラツィオはフロジノーネと並んで、ペナルティーエリア外からの失点が最も多い。ここまで7失点だ。反対にインテルとナポリはエリア外からの失点がない。
ラツィオは前後半の最初の15分で得点がない唯一のチーム。カルピとともに、最初の15分での失点が最も多い。ここまで6失点だ。
ラツィオは途中出場の選手がここまで6人ゴールを決めている。これはリーグ最多。
【選手個々】
パラシオは出場すれば、セリエA200試合出場達成。リャイッチは150試合出場に王手。
パラシオは過去10回のラツィオ戦で7ゴールを挙げている。インテルでは5試合3ゴール。9ゴールを挙げているパルマに次ぐお得意様だ。
パラシオは今季リーグ戦でのゴールがまだない。昨季は12月に最初のゴールを挙げた。
リャイッチはラツィオ戦で過去に4得点を記録。2010年のセリエA初ゴールの相手でもある。
リャイッチはインテルの直近9ゴールのうち4ゴールに関与。2ゴール2アシストだ。
ビアビアニーは19分間に1回のドリブル突破を仕掛けている。3試合以上出場した選手の中で、最多だ。
ウディネーゼ戦でイカルディは今季初のドッピエッタを達成。その試合でヨヴェティッチが第2節以来となるゴールを決めた。
イカルディは13試合で6ゴール。昨季の同じ段階では7ゴールだった。最終的には22ゴールである。
10回以上フィニッシュにいっている選手の中で、3番目の決定力。ジェルヴィーニョ(46%)、バッカ(39%)に次いでイカルディは35%だ。
ハンダノヴィッチはヴィヴィアーノに次いで、最も多くセーブしている選手。ヴィヴィアーノが65回でインテルGKは60回。
ハンダノヴィッチにとっては古巣対戦。2005−06シーズンに所属して1試合だけ出場し、無失点だった。
カリーソにとっても古巣対戦。ラツィオではセリエAに25試合出場した。
昨年12月のメアッツァではフェリペ・アンデルソンがイタリアで初のドッピエッタを達成した。ブラジル人アタッカーは現在、7試合得点がない。
マトリは今季3ゴール。すべてベンチスタートだった。今季のカンピオナートで最もインパクトを残しているサブだ。
クローゼは今季初ゴールがまだ決まっていない。ここまで8試合出場。
カンドレーヴァはセリエAデビューが2008年1月のインテル戦。当時はウディネーゼの選手で、この試合は0−0で終わった。ここまで71本のクロスを上げている。ラザール、ゴメス、ヴルサリコに次ぐ数字だ。
カンドレーヴァは26本のシュートを放って1ゴール。ハムシクの3.6%に次いで低い数字で、カンドレーヴァは3.9%だ。
オナジは2013年5月のインテル戦でセリエA初ゴールを記録した。
【監督】
マンチーニは1997年から2000年にかけてラツィオでプレーした。スクデット1回、コッパ・イタリア2回、スーペル・コッパ・イタリアーナ1回のタイトルを手にしている。2003−04には監督としてコッパ・イタリアを制している。
マンチーニはインテルの監督として、ラツィオに10試合負けていない。5勝5分け。
ピオリはマンチーニのチームと3回続けて勝っていない。1分け2敗だ。
ピオリとインテルの対戦は10回目。3勝2分け4敗だ。
【主審など】
マッツォレーニはセリエA144試合目のジャッジ。今季はまだPKをとっていない。
インテルは同主審がさばくセリエAの試合で7勝4分け3敗。
ラツィオはマッツォレーニ主審のゲームで。11勝5分け4敗。
インテルは今季のファウル数が最少で203回。だが、ここまで5回の退場者が出ている。これを上回るのはアタランタの9回とジェノアの8回のみ。
【出場停止】
[インテル]なし
[ラツィオ]なし
【累積リーチ】
[インテル]コンドグビア、メデル、メロ
[ラツィオ]ビリア、ルリッチ、ミリンコヴィッチ=サヴィッチ