ミラノ発 - 今夜20時45分(日本時間13日4時45分)に“フリウリ”でキックオフとなるゲームで、インテルはウディネーゼと対戦する。Optaが提供する興味深いデータで試合を予習しよう。
【直接対決】
セリエAで両チームの対戦は過去84回。インテルが39勝25分け20敗。
直近14回の対戦で引き分けは1回のみ。インテルの8勝、ウディネーゼの5勝だ。
昨季の対戦は2−1でアウェーチームが勝利した。
この2チームの対戦で最も多い結果は1−1の引き分けで13回。最近では2007年8月にメアッツァで行われたゲームがこのスコアで終わった。
【ウーディネでの結果】
インテルはセリエAで42回ウディネーゼのホームで対戦し、17勝している。
ウディネーゼは直近12回のホームゲームでインテルに2回しか勝っていない。インテルが6勝4分け。
1960年10月にインテルは6−0の勝利を飾った。これはウディネーゼにとって、セリエAで最も大差の敗北。
【フォーム】
フィオレンティーナに敗れてウディネーゼは連勝が2でストップ。2014年9月以降、彼らは3連勝がない。
ウディネーゼはホームで4試合負けなし(2勝2分け)。
その上、ホームでは直近3試合失点がない。ホーム4試合連続のクリーンシートは2011年10月が最後。
インテルは直近6試合で5勝している。この5勝はすべて無失点だった。ナポリ戦が唯一の敗戦で、2失点している。
インテルはアウェーゲームで11試合連続得点中。ただし、ここ6回はいずれも1得点。
インテルは今季のアウェーゲームで勝ち点14を得ている。これはリーグ最多。
【スタッツ】
インテルはここまで9失点でリーグ最少失点。リーグ平均よりも10点少ない。
セリエAでヘディングによる失点がない唯一のチームでもある。
ここまで相手DFにゴールは許していない。MFに許したゴールは2つ。どちらもリーグで最も優れた数字。
インテルとナポリはペナルティーエリア外からのゴールを許していない。
ウディネーゼはサンプドリアとともに、得点者が最も少ないチーム。ここまで5人がゴールを挙げた。インテルは2番目に得点者が多いチームで、ここまで11人。トップは12選手がゴールを決めたローマ。
どちらも開始15分までの得点がない。ただし、ウディネーゼはラスト15分での得点がナポリの6点に次ぐ2番目の多さで5得点。
インテルはリードした11試合で10勝している。残りは引き分け。
【選手個々】
テロ(3得点1アシスト)とリャイッチ(2得点2アシスト)は、それぞれのチームの過去5得点のうち4得点に関与している。
イカルディはキャリアで5回ウディネーゼと対戦して2ゴールを決めている。いずれもインテルの選手としてのことで、昨季のゴールだ。
ハンダノヴィッチは欧州主要リーグで3試合以上出場しているGKの中で、枠内シュートのセーブ率が85%とトップ。そのハンダノヴィッチは2005年にウディネーゼでイタリアデビューを飾っている。
パスクアーレはハンダノヴィッチと逆である。インテルのプリマヴェーラで育ち、2002年から2004年にかけてセリエAで36試合に出場した。
フェリペも古巣との対戦。ウディネーゼに復帰する前、彼はインテルで4試合に出場した。
ヨヴェティッチにとってウディネーゼは相性が良い相手。過去6回の対戦で5ゴールを決めた。ただし、フリウリでの得点はない。
フアン・ジェズスは出場すればインテルでのアウェーゲーム50試合出場達成となる。トータルでは98試合出場だ。彼にとっては、セリエAで初にして唯一のゴールが2013年5月19日のウディネーゼ戦である。
ディ・ナターレはカンピオナートでインテル相手に8ゴールを決めている。うち5ゴールはフリウリでの最近6試合のこと。今季は13試合に出場して1得点。アシストは3つ。9シーズン連続の2桁得点中だ(トータルでは10回)。
ヴィドマーはイグアイン、バスケスとともに、最も多くポストを叩いている選手で3回。シュート8本で3回ポストに嫌われている。
コネはインテル戦に良い印象を持っている。ボローニャにいた彼は、キャリアでインテルから2点を決めた。彼にとっては、唯一複数得点を挙げた相手である。
パラシオは今季、まだゴールがない。出場すれば、セリエA200試合出場となる。
ブルーノ・フェルナンデスは2013年11月のウディネーゼVインテルでデビューを飾った。昨季はインテル戦でゴールを決めている。
【監督】
マンチーニはセリエAでのウディネーゼ戦16回で8勝している。残りは6分け2敗。
コラントゥオーノは11回インテルと対戦。3勝5分け3敗である。ただし、コラントゥオーノはマンチーニのチームに勝ったことがない。4回の対戦でマンチョが2勝2分け。
【審判など】
マッサにとってセリエAの主審担当は63回目。今季は7回目。
2013年11月にウディネーゼVインテルを担当。ネラッズーリが3−0で勝った。
ウディネーゼはセリエAでマッサ主審が担当する試合を過去7回経験。2勝2分け3敗。最後の勝利は2012年10月だ。
インテルはマッサが主審を担当するセリエAで5勝2分け1敗。今季はカルピVインテル(1−2)を担当した。
【出場停止】
[ウディネーゼ]ダニーロ、フェリペ
[インテル]ダンブロージオ
【累積リーチ】
[ウディネーゼ]アリ・アドナン、ワゲ
[インテル]コンドグビア、メデル、メロ