ミラノ発 - ネラッズーリはまたアウェーゲームだ。今節はダッラーラでボローニャと対戦する。試合に向けて、Optaが提供する興味深いデータを紹介する。
【直接対決】
トップリーグでこの2チームは137回目の対戦。インテルが64勝でボローニャが39勝。引き分けは33回。
ボローニャは直近3試合のインテル戦で負けていない。1勝2分けである。4戦連続の負けなしとなると、1976年までさかのぼることになる。
最も多い結果は2−1のインテル勝利。過去16回あったこの結果は、2008−09シーズンに2回あった。
ボローニャはインテル戦で7戦連続ゴール中で、その間2勝2分け3敗だった。
【フォーム】
ボローニャは前節カルピ戦に2−1で勝つまで、4連敗中だった。このカルピ戦は、今季のボローニャにとって初めての複数得点ゲーム。デリオ・ロッシのチームは、フィオレンティーナ、ラツィオと同様に今季まだドローがない。
インテルは4試合勝利がない。ここ3試合はドローだ。カンピオナート4試合連続ドローとなれば2004年11月以来。
ボローニャと同じように、インテルもカルピ戦以外で複数ゴールがない。
9試合を終えて9ゴールは、ネラッズーリにとって1995−96シーズン以来となる得点の少なさ。ただし、そのときは勝ち点11だったのに対し、現在は18だ。ただ、マンチーニのチームはアウェーゲーム8試合連続ゴール中(14得点)。今季アウェーで負けなしが続いている唯一のチームだ。
【スタッツ】
得点数は少ないが、7失点はリーグ最少。
ボローニャはここまでフィニッシュが85回。これはネガティブなレコード。
インテルはクロスが177本。これを上回るのはラツィオとパレルモのみで、どちらも185本。
前半30分までの得点がまだないのはインテルとヴェローナだけ。
ボローニャはここまで先発でピッチに立った選手が25人。これはリーグ最多。
【選手個々】
タイデルは2013−14シーズンにインテルでプレーし、25試合に出場して1ゴールを記録した。
デストロ、クリスティグ、エムバイェはインテルで育った選手たち。エムバイェはセリエAデビューもインテルでボローニャへ行くまでに4試合に出場した。クリスティグはインテルのユニフォームを着て2011年9月にチャンピオンズリーグでプレーした経験がある。インテルはユヴェントスとともに、カンピオナートでデストロと5回以上対戦しているゴールを許していないチーム。インテル戦6試合、ユヴェントス戦7試合だ。彼はボローニャで784分間ゴールがない。
ブリエンツァはここまで最も多くシュートを放っている。しかし、21本のシュートはいずれもゴールになっていない。
イカルディは初ドッピエッタの相手がボローニャだった。2014年4月のことである。
ペリシッチは2戦連続ゴール中。サンプドリア戦とパレルモ戦は、いずれも1−1に終わった。
ビアビアニーはボローニャ戦で過去に2ゴール3アシストを記録している。パルマ時代のことだ。彼がボローニャ以上に点を決めている相手はパレルモだけ(3点)。
リャイッチはAでのボローニャ戦直近3試合で2ゴールを記録した。フィオレンティーナとローマでのことである。
ガスタルデッロの初ゴールは、2006年5月のことだった。当時の彼はシエナの選手。
ブリエンツァはジャッケリーニと同様、Aで初めて退場したときの相手がインテルだ。
【監督】
ロッシ(377試合)とマンチーニ(286試合)は、最もセリエAで多くの試合を指揮している2人。ネラッズーロは150勝を挙げている。
マンチーニはボローニャのプリマヴェーラで育ち、トップデビューも果たした。デビューシーズンの1981−82は9ゴールを記録している。監督としてはボローニャと8回対戦し、3勝3分け2敗。インテルの監督としては1勝1分けで負けなし。
ロッシはマンチーニと9回対戦して、まだ土をつけることができていない。マンチーニからみて7勝2分けだ。ロッシはインテルと過去19回対戦し、勝利は2004年のレッチェ時代の1つのみ。その他は4分け14敗。
【審判など】
ルカ・バンティ氏はセリエA164試合を担当してきた。今季は4回目。今季はまだPKをとっておらず、レッドカードもない。バンティ氏は最も多くインテルの試合を担当している主審で、これまで23試合をさばいてきた。インテルはその試合で14勝6分け3敗となっている。
ボローニャはバンティ氏と13回の顔合わせ。5勝5分け3敗だ。
バンティ氏はインテルとボローニャが対戦するセリエAを過去に2回担当した。2010年4月のサン・シーロでのゲームは3−0、2013年11月にダッラーラで行われたゲームは1−1だった。
出場停止:
[ボローニャ]なし
[インテル]ムリージョ
累積リーチ:
[ボローニャ]デストロ
[インテル]メロ、グアリン