ミラノ発 - 今夜行われる試合でロベルト・マンチーニ監督率いるネラッズーロはパレルモと敵地で対戦する。この試合に向けて、Optaが提供する興味深いデータを紹介しよう。
【直接対決】
インテルとパレルモはセリエAで54回対戦し、インテルが28勝20分け6敗。
ここ7回の対戦では、同じ結果が2度続いたことはない。前回はインテルが勝利。
2009年10月29日の5−3と、2012年2月1日の4−4が、この2チームの対戦で最もゴールが決まったゲーム。どちらのサン・シーロでの試合だった。2011年1月から2012年2月にかけて、パレルモはインテルとの3試合で10ゴールを記録。だが、過去2試合では4得点だ。最も多い結果は1−1で12回。2番目は6回でインテルの3−0。
【パレルモでの戦績】
シチリアでゲームは27回。パレルモの勝利は6回。インテルが9勝で引き分けが12回。パレルモがインテルに勝ったのはすべてホームでのこと。インテルはパレルモでの勝利が2010年9月を最後にない。バルベーラでの過去5戦は常に失点している。
【調子】
前節ボローニャを下し、パレルモは連敗を4で止めた。9月13日カルピ戦のドロー以来の勝ち点だ。パレルモはAでホーム2連敗。バルベーラでの試合は過去6試合で4敗している。
インテルはここ3試合で勝ち点2。2連続のドローには、ユヴェントス戦も含まれている。ビアンコネーリとの試合は0−0だった。マンチーニ監督のチームにとって、今季初のスコアレスだった。インテルはアウェーゲーム過去7試合で6試合負けていない。5勝1分け。セリエAアウェーゲーム直近12試合で11ゴールを挙げている。
【全体的なデータ】
パレルモは今季のAで最もヘディングによるゴールが多いチーム。第8節までに5点が頭だった。
一方でインテルはヘディングでゴールを決められていないチームの3つのうちの1つ。インテルのほかにはフィオレンティーナとフロジノーネ。
パレルモはペナルティーエリア外からのゴールがまだない4チームのうちの1つ。セットプレーとエリア内でのプレーで10ゴールを決めている。
インテルは今季6失点すべてがペナルティーエリア内でのアクション。PK1点とボックス内からのシュートで5点だ。インテルは開始30分までのゴールがない。パレルモはラスト15分での得点が3つ。これはセリエAで最多。
パレルモはここまで6回ポストに嫌われている。セリエAで最も不運なチームである。インテルとパレルモは、昨季のAで最もポストを叩いたチームだった。それぞれ20回ポストに嫌われている。
【選手個々】
バスケスはAで今季最多アシスト中(4回)。さらに、ここまで2回ポストを叩いている。これは最多だ。
ヒリェマルクはチーム得点王で3点。アシストも1つ記録している。
ラザールはゴメスと並び、カンピオナートで最も多くクロスを上げている選手(49回)。
ヨヴェティッチが最後にアウェーでパレルモと対戦した際、ドッピエッタを記録している。2012年12月の3−0でフィオレンティーナが勝利したゲームだ。
イカルディとトーニは、2015年のアウェーゲームで最もゴールを挙げた選手。それぞれ8得点決めている。
メデルはパス本数がセリエAで3番目で510本。トップは523本のハムシク、2番手はピアニッチで520本だ。
パラシオは2012年1月22日にパレルモ戦でドッピエッタを達成している。そのときはジェノアの選手だった。
パラシオは今季のAでここまでゴールもアシストもない。昨季は14試合これが続いたが、最終的に8ゴール5アシストを記録している。
ジラルディーノはインテル戦過去23試合で7ゴールを記録。ジェノア時代の2012年4月1日に2ゴールを記録した。どちらもPKだった。
マレスカは2002年10月6日のインテル戦でゴールを決めた。当時はピアチェンツァ所属。これまでインテルと7回対戦して、1分け6敗という戦績。
ビアビアニーにとってパレルモはお得意様。これまで3ゴールを決めており、うち2つはバルベーラでのことだった。
ボルツォーニは2008−09シーズンにインテルでAデビューを飾った。
リスポリはこの試合に出るとセリエA50試合出場となる。
【監督】
ロベルト・マンチーニとジュゼッペ・イアキーニの前回の対戦は、3−0でインテル指揮官の勝利に終わった。マンチーニは9回、監督としてパレルモと対戦し、5勝3分け1敗。イアキーニはインテル戦6試合で1勝4分け1敗。
【審判】
ダニエレ・ドヴェーリは今季のカンピオナートで最も多くのファウルを宣告している。153回。ただ、まだPKはとっていない。彼にとってはセリエAのジャッジが80回目。今季は5回目。