ミラノ発 - 会長のエリック・トヒルとInternazionale Milano S.p.A. の経営陣は19日午前、2014−15年度の財務状況を報告し、引き続き右肩上がりであることを伝えた。
クラブは独立会社として4530万ユーロの損失を報告。UEFAの大会から外れた後で、選手の移籍などでポジティブなトレンドを生んでいる。
トヒル会長は、「2015年度の決算は、我々クラブとこのビジネスが正しい方向へと向かっていることを示している。収益は育っており、EBITDAはポジティブだ。これはクラブのカギとなることである。我々は、自分たちの戦略を継続し、ピッチで成功を収められるチームをつくっていく。そしてピッチの外では力強いビジネスを展開する。その一方で、ファイナンシャル・フェアプレーにマッチすることの必要性も理解している」と語った。
クラブは2015−16シーズン、ピッチの内外で力強いスタートを切った。ビジネス面では、新たにアジアなど2つの地域からスポンサーを獲得。国外の商業展開を広げている。ピッチでは、シーズンチケットの売り上げが好調で、一般販売も順調だ。ホームゲームの観客動員は5万4437人で国内最高アベレージ。ミラン戦では367万1078ユーロの収益で国内の新記録をつくり、その5週間後のユヴェントス戦では374万51ユーロで記録を塗り替えた。第8節を終了して、チームは3位につけている。
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