ミラノ発 - 今度はアウェーゲームだ。ロベルト・マンチーニ監督のチームは、ジェノヴァの“フェラーリス”でサンプドリアと対戦する。
Optaが提供するデータから、第7節に向けた興味深いデータを紹介していく。
【直接対決】
・2チームはセリエAで132回の対戦がある。ネラッズーリは71勝40分け21敗。
・昨季後半戦の対戦では、0−1で敗れた。その後で8試合負けなしが始まっている。
・サンプドリアはインテル戦過去17試合で1ゴールよりも多く点を決めたのが1回だけ。2012年10月のことだ。
・この17試合で、最後にメアッツァで無得点に終わったのは、2010年2月の試合だ。
・カンピオナートの過去2回でインテルはフェラーリスで負けている。3月にサンプドリアに敗れ、5月にジェノアに負けた。今季はフィオレンティーナ戦が初黒星。昨季からの連勝は6で終わった。
・サンプは今季ホーム3戦3勝。最低でも2ゴールは決めている。クリーンシートは2−0で勝ったボローニャ戦のみ。6試合9失点で1試合平均1.5失点。
【スタッツ】
・インテルは、ここまでのセリエAで最もイタリア人選手の出場が少ないチーム。サントンとラノッキアだけだ。
・サンプドリアはシュートが枠内をとらえている確率が最も高く60%で、27%がゴールに入っている。得点数は12で、セリエAで2番手。トップはローマで13ゴール。
・セットプレーからのゴールはローマが最多(6)。その次にインテルとサンプドリアの4ゴールがくる。
・セットプレーからの失点はどちらも1つずつ。ボローニャが最も少なく、いまだゼロ。
・インテル、ヴェローナ、ユヴェントスの3チームだけが、前半30分までの得点がない。
・サンプドリアは直接FKで2回決めている。ローマとミランが並んでいる。
【選手個々】
・エデルは今季のセリエAでトップスコアラー。ここまで6試合で6ゴールを決めている。
・ソリアーノはここまで2ゴール。ゴールとアシストを合わせると4ゴールに関与している。セリエAでの彼のキャリアレコードは6。
・エドガル・バレートは30回の競り合いで25回の勝利。
・インテルの3アシストは、それぞれ異なるDFからきている。ミランダ、サントン、アレックス・テレスだ。
・ルイス・ムリエルはインテル戦7試合で3ゴールを決めた。彼にとってインテル以上のお得意様は4ゴールを決めているローマだけ。
・パラシオはインテルにきてからのサンプドリア戦6試合で4ゴールを記録。ジェノア所属時代は同じ街のライバルから得点できていなかった。
・イカルディはイタリア初のクラブがサンプドリア。2011−12シーズンのセリエBでデビューを飾り、2試合1ゴール。セリエAではすぐに2桁ゴールを達成(31試合10得点)。インテルにきてからは古巣相手に3試合3ゴールだ。
・グアリンは2012年10月のインテルVサンプドリアでセリエA初ゴールを記録した。
・カッサーノはもし出場すれば、20回目の対インテルとなる。最初は1999年12月18のバーリ時代だ。インテルでは28試合に出て7ゴール9アシストを記録した。
・ベルニは2012−13シーズンにサンプドリアで3試合に出場。
・ビアビアニーも過去にサンプドリアでプレーした。2010−11シーズンに16試合出場1ゴール。
・サンプには、元インテルの選手がほかにもいる。パロンボ、シルベストレ、ヴィヴィアーノ、ボナッツォーリだ。
【監督】
・ロベルト・マンチーニとワルテル・ゼンガは、互いのチームのバンディエーラだった。マンチョはサンプで15シーズンを過ごしている。ゼンガは下部組織時代を含めると、さらに12シーズン長くインテルにいた。
・ゼンガは対インテルで常に敗れている。3試合で得た勝ち点はゼロ。平均で3失点している。
・マンチーニはサンプドリアとセリエAで11回対戦。敗戦は1度だけ。6勝4分けだ。
・2人がセリエAで監督として戦うのはこれが初めて。
【審判など】
・サンプドリアはここまでのファウル数が73で最も少ない。
・ジャンルカ・ロッキ主審は184試合目のセリエA。今季4回目。レッドカードとPKはまだない。
・ロッキ主審の試合でサンプドリアは16回中3回の勝利。過去4回は結果が出ていない。
・インテルはロッキ主審の試合で11勝8分け4敗。過去5回は負けていない。
・カンピオナートでこのカードをロッキ主審が担当したのは過去に1回だけ。2008年2月にマラッシで行われた1−1のゲームだ。