ミラノ発 - ネラッズーリはアタランタに第１節で勝利した後、昇格組のカルピと対戦する。第２節に向けてOptaの興味深いデータを紹介する。
【直接対決】
カルピとインテルの公式戦はこれが初めて。夏のフレンドリーマッチで対戦し、その際は４−２で勝利した。パラシオ、イカルディ、エルナネス、ロンゴがゴール。カルピ側ではマトスとラザーニャが決めた。
【シーズン序盤】
過去２シーズン、インテルは開幕から２試合失点がない。
【最近のフォーム】
インテルはセリエAのアウェーゲームここ８試合中７試合で最低でも２ゴールを決めている（５勝１分け２敗）。唯一の例外は、３月にマラッシで行われたサンプドリア戦。
カルピは直近のセリエBホームゲーム３試合で、いずれも０−０だった。過去５試合で失点なし。１９４２年のヴィチェンツァと１９５０年のウディネーゼのみ、セリエA初戦で彼らより失点している。（どちらも６失点）
【スタッツ】
インテルはアタランタ戦でボール支配率６８．３％を記録。２０１５−１６セリエA第１節で最高の数字だ。
カルピは開幕戦で８つの枠内シュートを放った。ラツィオのみがこれを上回っている。
止められたものを含めて、２チームは第１節のシュート数が２位と３位だ。カルピが２５本でインテルは２１本。トリノがトップで２６本を記録した。
カルピは前半ラスト１５分で３失点。セリエAのチームは第１節の９０分間でこれより多くの失点をしていない。クロスの回数（CKを含む）はカルピが３２本でインテルが２９本。これを第１節で上回ったのは、４５本のユヴェントスと３５本のトリノだけ。
インテルは第１節にファイナルサードでのパスを１６０本記録。５９６本のパスを出して成功率は８８．６％。これはセリエAでトップの数字。空中戦は３９でセリエA３位。フィオレンティーナとともに、開幕戦で枠内シュートを相手に許さなかった。
【選手個々】
コッパ・イタリアとカンピオナートでマトスがここまで３ゴールを挙げている。
コンドグビアはセリエAデビュー戦で４本のシュートを放ち、うち３本を枠内に飛ばした。開幕節でこれ以上の枠内シュートを放った選手はいない。
ブラジル人のミランダもイタリアのリーグでデビュー。初戦で１４回のボール奪取を記録した。
ステファン・ヨヴェティッチはモンテネグロ人選手として初めてインテルでゴールを記録した。１９９４−９５シーズンから今日まで、ネラッズーリでは３０の異なる国籍の選手がセリエAで得点している。
ヨヴェティッチは９２分３８秒に得点を記録。これは第１節で最も遅い時間の得点だ。
カルピはロドリゴ・パラシオにとって、セリエAで対戦してゴールを決める２９個目の異なるクラブになるかもしれない。これまで彼が得点できなかった相手は過去に２度対戦したブレッシアだけだ。
ラファエル・マルティーニョのセリエAラストゴールは２０１３年のインテル戦だった。彼は１部リーグで１４試合ゴールがない。マルティーニョは今日、セリエA５０試合出場を達成する可能性がある。これまではヴェローナで２０試合、チェゼーナで１８試合、カターニアで１１試合に出場した。
ガブリエウ・シウバはセリエA初ゴールがネラッズーリ戦だった。２０１３年５月のことである。彼は当時ウディネーゼに所属していた。
アンドレア・ラッザリは第１節で７回、味方のシュートを演出した。１４本のフィニッシュに関与している。
ガリー・メデルは第１節で最もパス回数が多かった（１１２本）。昨季はシーズンで２６９５本でトップだったが、このパフォーマンスを継続している。
ダヴィデ・サントンを上回るパス成功率を記録しているのはステファン・デ・フライのみ。前者が９７．３％で、後者が９８％だ。このデータは最低でも１５本のパスを試みた選手を対象としている。
ウォラスは２０１３−１４シーズンにインテルのユニフォームを着ていた。
【監督】
ロベルト・マンチーニとファブリツィオ・カストーリがカンピオナートで対戦するのは、今回が初めて。
【審判】
カルピはカンピオナート初戦で３つの警告を受けた。これより多いのはサッスオーロの４枚だけ。
ダヴィデ・マッサにとって５７回目のセリエA。
インテルは過去に７回、マッサ主審の試合を戦っている。４勝１分け２敗という戦績だ。
マッサ主審が最後にインテルの試合を担当したのは、５月１０日のラツィオVインテル。相手に２人の退場者が出て、インテルにPKのチャンスがあり、敵地で２−１と勝利した。
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