インテルVアタランタに向けたデータ

サン・シーロで行われる2015−16シーズンのセリエA第1節に向けたデータを紹介。

ミラノ発 - まもなくネラッズーリの2015−16シーズンが開幕する。まずはスタディオ“ジュゼッペ・メアッツァ”でのホームゲームが20時45分(日本時間24日3時45分)にキックオフだ。エドアルド・レヤ率いるアタランタを迎える。

Optaによる試合に向けた興味深いデータを紹介する。

【直接対決】

過去、2チームはセリエAで108試合を戦った。インテルの59勝27分け22敗である。

ミラノでは54試合で37勝。引き分けが8回でアタランタの勝利が9回である。昨季はホームとアウェーの両方で勝利した。サン・シーロで2−0、ベルガモで4−1だ。ネガティブなレコードを6試合(3分け3敗)で止めたことになる。

過去6試合では2チームで最低でも2ゴールは決まった。平均は1試合で4ゴールである。過去最も多いスコアは19回あった1−1だ。

【シーズンスタート】

インテルはアタランタとの開幕戦で負けたことがない。3勝1分けである。

インテルは過去27回の開幕戦でゴールがなかったのは2回のみ。ノーゴールだったのはボローニャ戦とトリノ戦だ。

アタランタはベルガモを離れてのセリエA第1節で過去に1度しか勝利していない。1949年、6−2でボローニャに勝っただけだ。それ以降では6分け17敗である。

セリエA開幕戦で最も黒星が多いチームでもある。(24回)

インテルは1987年のペスカーラ戦から、ホームでの開幕戦負けなし。10勝3分けだ。

【フォーム】

アタランタはカンピオナートで6試合アウェーで負けていない。2015−16シーズンのセリエAに向かうチームで現在最長の無敗だ。

しかし、アタランタは11試合連続で失点している。

インテルのカンピオナート過去4試合で両チーム合わせて18ゴールが決まった。1試合平均4.5点である。

【全体的な統計】

アタランタは直接シュートを狙った以外のセットプレーで昨季のカンピオナートで6ゴールを挙げた。ラツィオのみが同等の数字を残している。

アタランタは前半のラスト15分で17失点している。これは2014−15シーズンのセリエAでワーストの数字だ。

アタランタは2014−15シーズンでリードした状態から最も失った勝ち点が多く、負けた試合が多い。(6回)

インテルは2014−15シーズンに20回ポストを叩いた。これはパレルモと同数でリーグ最多だ。

シュート数はナポリだけがインテルを上回り、623本を放った。インテルは616本。エリア外からは207本で、セリエAのレコードだ。

インテルは最多パス本数(2万550本)を記録。クロスも787本で最多。

インテルは平均ボールポゼッションが60.4%で昨季のトップ。

1試合でのボール支配率トップは71%を記録した後半戦のアタランタ戦。この試合でインテルは1試合の最多パスを記録しており、686本だった。

ヘディングでの失点は5つ。トリノのみがこれを上回る3つだった。

セットプレーからの失点は11。フィオレンティーナが10で、唯一これを上回る。

ドリブル成功は55%で2014−15シーズンのセリエAトップだ。

【選手】

2015−16シーズンのセリエAでネラッズーリと相性がいいのはマウリシオ・ピニージャ。インテルとの8試合で5ゴールを記録。

マウロ・イカルディは過去3シーズンで41ゴールを記録。欧州主要5リーグで過去5年にこの数字を上回るのはロメル・ルカクの42ゴールだけ。

イカルディはインテルのセリエAでのラスト7ゴールにすべて関与している。4ゴール3アシストだ。

トーニ(126)とクアリアレッラ(124)だけが、2014−15シーズンのセリエAでイカルディ(120)を上回るシュート数だった。

ジョフレイ・コンドグビアは昨季、ドリブル成功が51回中40回で78.4%を記録。リーグアンで15回以上ドリブルを仕掛けた選手の中でトップの数字だ。

フランス人MFは、昨季のチャンピオンズリーグで1試合平均9.6回のボールキープを記録。

アレハンドロ・ゴメスはアタランタの直近7ゴールのうち3ゴールに関与した。2ゴール1アシストだ。マルコ・スポルティエッロは昨季のカンピオナートで138本のセーブでトップだった。

ガリー・メデルは昨季のカンピオナートでパス成功が最も高い。300本以上のパスを記録した中で最高の91.8%。

ステファン・ヨヴェティッチのセリエAラストゴールは2013年5月19日のペスカーラ戦。

マキシ・モラレスはセリエAで11試合ゴールなし。最後の得点は2月にインテル戦だった。

フアン・ジェズスは2014−15シーズンのカンピオナートで14回の警告を受けた。昨季のリーグで最多である。

アタランタはパルマと並んでフレディ・グアリンのお得意様。3ゴールを決められている。

一方でインテルはヘルマン・デニスのお得意様となっており、セリエAの対戦でこれまで7点を許した。

【監督】

ロベルト・マンチーニはセリエAでのアタランタ戦と落としたことがない(8勝3分け)。指揮官がこれよりもトップリーグで多く勝っているのは9回のエンポリのみ。

ロベルト・マンチーニとエドアルド・レヤのセリエAの対戦は互角だ。3試合を戦い、どちらも1勝ずつ、引き分けも1回。3得点3失点である。

2001年のインテルVヴィチェンツァの1−1以降、レヤはインテル戦で過去10試合引き分けがない。4勝6敗だ。

イタリアのリーグで獲得した1試合平均勝ち点はマンチーニが1.86。これを上回るのはルディ・ガルシアの2.04だけ。


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